おすすめの羽毛布団の選び方についてご紹介します!

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「これから羽毛布団の購入を検討しているが、どのような羽毛布団を選べばよいのかわからない」という方は多いですよね。
そこで今回は、おすすめの羽毛布団の選び方を羽毛の種類、側生地の2つの観点からご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□羽毛の種類からみる羽毛布団の選び方をご紹介!

一般的にダウンと呼ばれるのは水鳥の胸部の羽毛を指します。
他の羽毛と違って硬い芯がなく、フワフワと広がることから「ダウンボール」と呼ばれ、たっぷり空気を含んで保温性が高いことが特徴です。
一般的には、このダウンボールが大きいほど良質なダウンとされています。
ここからは、羽毛の種類について3つご紹介します。

1つ目が、ダックダウンです。
ダックダウンとはアヒル羽毛です。
アヒルは体が小さく、それに伴ってダウンボールも小さいので、羽毛布団の中でも比較的安価なものが多いです。

ダックダウンの問題点としては、ボリュームを求めるとその分詰め物の量が増え、布団が重くなってしまうことです。
また、アヒルは雑食のため、羽毛の油脂分が多くてどうしてもニオイが気になる場合があります。
ニオイがきついという場合は、陰干しをこまめに行うなどのメンテナンスが必要になるでしょう。

2つ目が、グースダウンです。
グースダウンとは、ガチョウの羽毛のことです。
ガチョウはアヒルよりも大きいため、ダウンボールもよりふわふわで大きく、軽くて保温性が高いです。
また、耐久性にも優れているという特徴があります。
ただ、その分グースダウンは、ダックダウンよりも比較的高価な傾向にあります。

3つ目が、マザーグースです。
通常のダウンは生後2〜3ヶ月の小さな水鳥の羽毛ですが、マザーグースとは2〜3年ほどの飼育期間をかけて成長したガチョウの羽毛が使用されます。
品質の高いダウンボールがとれるので、保温性が非常に高く、寒い冬でもとにかくあたたかい羽毛布団が欲しいという場合は非常におすすめです。

ただ、機能性に優れている分、マザーグースは他の2つと比較してもかなり高価です。
その分、適切に手入れをすれば、20年以上使えるほど耐久性に優れています。
長く大切に使える羽毛布団が欲しいという方は、是非ご検討ください。

□羽毛布団の側生地について解説します!

どれだけダウンの品質がよくても、それを覆う側生地の品質が低いとダウンが偏り、睡眠中に布団が体にフィットしないということがあります。
品質の低い側生地を使用していると、せっかくのダウン本来の保温力が発揮できません。
そのため、羽毛布団では、側生地にダウンを偏らせないためのキルト加工が施されています。
ここからは、そのキルト加工の種類を3つご紹介します。

主なキルト加工としては、「タタキキルト」「立体キルト」「二層キルト」の3つがあります。
タタキキルトは、表生地と裏生地を一緒に縫い付ける加工法で、費用は比較的安く済みます。
また、これは春・夏用の肌かけ布団で人気の加工です。

さらに、立体キルトは、表生地と裏生地の間に仕切りを入れることでダウンの偏りを防ぎます。
また、空気の層を生み出すことで保温力を高められるというメリットがあります。
立体キルトは、秋・冬用の羽毛かけ布団で使用されることが多いです。

最後に二層キルトは、表生地と裏生地の間に、横と縦に互い違いの仕切りを作る加工法です。
この3つの加工法の中では最も高コストですが、その分ダウンが偏りにくく、保温力も維持できるのが特徴です。

□羽毛布団を選ぶときのコツをご紹介!

ここからは、羽毛布団を選ぶ時のコツを3つご紹介します。

1つ目は、側生地の性能や肌ざわりを確認することです。
先ほどもご紹介しましたが、側生地とは羽毛を包んでいる外側の生地のことを指します。
直接肌に触れる部分で睡眠の質にも直結するため、しっかりとチェックしましょう。

一般的には、シルクや綿、ポリエステルなどが人気ですが、綿とポリエステルが混ざったものもあります。
肌触りや吸汗性の優先順位が高い方は綿やシルクがおすすめです。
また、より手軽に手に入れたい場合はポリエステルがおすすめです。

2つ目が、海外産の良質な羽毛を選ぶことです。
羽毛の質は、水鳥が育つ環境によっても異なります。
羽毛の多くは海外から輸入されたもので、最近では、ヨーロッパに加えて中国や台湾などアジア産も増えています。
一般的には、寒暖差が激しいポーランド産の羽毛は品質が高いとされています。

羽毛の品質は、しっかりと見極めましょう。

3つ目が、羽毛の充填量はサイズに適した量を選択することです。
羽毛は少なすぎても多すぎても良くありません。
少なすぎると保温性が不十分になり、多すぎると重くなり、通気性も悪化します。
一般的な羽毛布団なら、シングルで約1.3キロ、ダブルで約1.7キロ程度が適正とされているので、目安にしてみてください。

□まとめ

今回は、羽毛布団をこれから購入したいという方に向けて、おすすめの羽毛布団の選び方を羽毛の種類と側生地の2つの観点からご紹介しました。
また、羽毛布団を選ぶ時のコツについてもいくつかご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。


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