羽毛布団はどのように手入れすべき?寿命も解説します!

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「羽毛布団はどのように手入れすれば良いのだろう」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、羽毛布団はどのようにお手入れすべきなのか、正しい布団の使い方、寿命について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□羽毛布団のお手入れ方法を紹介します!

まず、羽毛布団のお手入れ方法について解説します。

1つ目が、天日干しです。
干す理由としては、羽毛布団自体が水分を吸収しやすい性質があるからです。
そのため、使用を続けていると、内部に湿気がたまってしまいます。
そして、この状態が続くと、カビが生える原因になってしまいます。

そこで、清潔な状態を保つために定期的に風を当てて乾燥した状態にすることが大切です。

羽毛布団を干す時は、カバーをかけた状態にしておきましょう。
カバーがあると、生地の色褪せや傷みを防止できます。
干す時間帯は10時から15時ごろの間で1時間ほどを目安にしてください。

また、布団叩きを利用することは、羽毛を傷めてしまうことに繋がります。
そのため、使用はおすすめできません。

2つ目が、洗濯です。
羽毛布団には、水鳥の羽が使われています。
デリケートな素材であるため、必ず洗濯表示を確認しましょう。
基本的に、撥水加工がされている羽毛以外は家で洗うことはおすすめしません。

そのため、撥水加工がされていない場合には、家での洗濯を控えてください。
クリーニングに出すと良いでしょう。

しかし、中には、家庭で洗濯できる羽毛布団もあります。
家庭で洗濯するときは、まず目立つ汚れを前処理しましょう。
方法としては、洗濯洗剤の原液をつけ、スポンジで優しく叩きましょう。
この時、基本的には一般洗濯用洗剤で問題ありませんが、中性洗剤の使用が指定されている場合はおしゃれ着洗剤を使用しましょう。

□羽毛布団の上手な使い方とは?

続いて、羽毛布団の上手な使い方を解説します。

まず、毎日使用する前に広げた状態で全体を縫い目にそって軽くたたいてください。
こうして羽毛をならすことで、空気を含みふんわりとした状態の羽毛布団で眠れます。

そして、寝る時はカバーをかけてから体に布団に入って暖かくなるのを待ちましょう。
体に近いところで使ってこそ、あたたかくなります。
また、羽毛が就寝中の湿気を吸い放出するという特性が十分発揮されます。
さらに、ふとんが体になじむので寝心地も良くなりますよ。

掛け布団1枚で寒い時は、電気毛布を掛け布団の内側に入れるなどすると良いでしょう。

□羽毛布団の寿命について解説!

最後に、羽毛布団の寿命について解説します。

まず、羽毛布団の平均寿命は、10年から15年程度と言われていますが、使い方や使う頻度、お手入れの仕方によって長持ちしたり、そうでなかったりします。
そのため、元の品質の差や使う頻度などによっては20年程度使えることもあります。

羽毛自体の寿命は30年以上ですが、布団として利用すると、汗を吸い込み、少しずつ劣化していきます。
汚れやへたりが目立ってくると、劣化が進んでいる証拠です。
ふくらみが失われると、空気の層を作れなくなってしまうのです。
そして、空気の層を作れないということは、温かい空気を中に留まらせることができなくなるので、温かみを感じられなくなってしまいます。

ここからは、様々な観点から羽毛布団の寿命の違いを見てみましょう。
まずは、使う人の体質による違いです。
人は誰でも睡眠中に、コップ1杯分程度の汗をかくといわれていますが、寝ている間にかく汗の量や皮脂の分泌量などは人によって異なります。
そのため、体質的に汗をかきやすい人が使った場合は、羽毛布団の劣化が早く進みます。

汗をかきやすい人は、一般的な寿命である10~15年より短く見積もっておいた方が良いかもしれません。

次に、価格による違いです。
価格が高い製品が必ずしも寿命が長いというわけではありません。
しかし、価格が高ければ高品質な羽毛を使っているケースも多いので、羽毛については寿命が長い傾向にあります。

続いて、羽毛の種類による差です。
羽毛は、ダック、マザーダック、グース、マザーグース、そしてアイダーダックの順に耐久性が高いです。
羽毛の種類が高品質なほど、羽毛自体の寿命は長い傾向にあります。

このように、様々な観点からみると、羽毛の寿命は一概にどれが長いとは言えません。
しっかりと正しいお手入れをすることで寿命が延びることもあります。
あくまで参考程度に受け止めていただき、ご自身が日々使っていく中で買い替えのタイミングを見極めましょう。

□まとめ

この記事では、羽毛布団のお手入れの仕方と正しい使い方、寿命について解説しました。
羽毛布団の本来の効果を発揮させるためには、定期的なメンテナンスを行い、寿命がきたら交換する必要があります。
当社では様々な種類の羽毛布団をお取り扱いしているので、羽毛布団に関するご相談はぜひ当社までお寄せください。


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