羽毛布団の臭いが気になる場合の対処法をご紹介します!

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「久しぶりに出した羽毛布団の臭いが気になる」「羽毛布団の臭い対策はどのようにすれば良いのだろう」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、羽毛布団の臭い対策や臭いの原因についてご紹介します。
羽毛布団の臭いが気になる方はぜひ対策をしてみてください。

□羽毛布団の臭いが気になる原因とは?

久しぶりに羽毛布団を取りだしたら、臭いが気になると思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
羽毛布団の臭いの原因を知らないという方も多いと思います。
しかし、原因を知っておくと臭い対策を行えます。
ここでは、臭いが気になる原因を8つご紹介します。

1つ目は、高温多湿などの保管環境が起因している臭いです。
家の押し入れなど高温多湿の環境で保管されている方も多いでしょう。
しかし、湿気は羽毛に雑菌が繁殖して臭いの原因になります。

羽毛のもともとの油分が原因で臭いが出ることもあります。
油分は保温力を高めるために必要ですが、保管環境をしっかりと整備しておくことが大切です。

2つ目は、長い間保管していることにより発生する臭いです。
羽毛布団はダックやグースなど水鳥の羽を使っている動物性の製品です。
そのため、完全に無臭とはいきません。
使用しない時期に通気性の悪い環境で保管すると、もとの臭いがこもります。

3つ目は、一緒に保管しているものからの臭い移りです。
押し入れに段ボールや衣類などと一緒に保管している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これらから臭いが移ることがあります。
カビの臭いなども押し入れについているとその臭いが羽毛布団についてしまうこともあります。

4つ目は、羽毛の種類による臭いです。
使用されている羽毛の種類には主に、ダックとグースがあります。
ダックは雑食のため、臭いが出やすく獣集を感じやすくなります。
一方、グースは草食なので、臭いが出にくいです。

5つ目は、羽毛の洗浄不足による臭いです。
羽毛を加工する段階で洗浄がうまくできていないと、臭いの原因となる雑菌やゴミなどの汚れが落ちません。
羽毛がきちんと洗浄できているかは透視度検査を見ればわかります。
しっかりと確認しておきましょう。

6つ目は、フェザーのパーセンテージの高さです。
羽毛布団の中身はダウンとフェザーで構成されています。
フェザーの芯に入った油分は落としにくく、フェザー率の高い羽毛布団は臭いやすくなっています。

7つ目は、水鳥の飼育期間です。
飼育期間が短いと、油分が多く含まれていることが多いです。
これにより、臭いが発生してしまいます。

8つ目は、生産業者の取り扱い方です。
とったばかりの羽毛をしっかりと洗浄せず、放置された状態だった場合臭いが生まれてしまいます。
また、生産業者の保管場所が高温多湿だと雑菌の繁殖が起こりやすくなります。

□羽毛布団の臭いが気になる!対処法は?

ここまで、羽毛布団の臭いの原因についてご紹介しました。
生産業者や飼育期間は変えられないものですが、ご家庭でできる臭い対策もあります。
ここでは、ご家庭でできる臭い対策をご紹介します。
安眠を目指して対策しましょう。

1つ目は、羽毛布団を乾燥させることです。
羽毛布団を風通しの良い日陰で干して乾燥させましょう。
これによって、油分が溶け出し臭いを取れます。
高温多湿の環境では羽毛が熱を持っていることがあるので、冷やして乾燥させることが大切です。

この際、殺菌効果を高めたいと思いますよね。
その場合は、直射日光に当てて干しましょう。
注意点として、羽毛を痛める可能性があるので、カバーをかけてから干すことを忘れないでください。
片面ずつ1時間から2時間、両面行いましょう。

2つ目は、羽毛布団の空気の入れ替えを行うことです。
羽毛布団は中に空気がこもりやすいため、湿気が入ったままになりがちです。
そうなると臭いの原因となってしまうため、優しく空気を押し出し中の空気を入れ替えましょう。
注意として、羽毛布団は繊細なので敷布団のように叩かないことを忘れないでください。

3つ目は、適切に保管することです。
羽毛布団は洗い方や使い方と同じくらい保管の仕方が大切です。
できれば、ケースや不織布カバーを使用し通気性を持たせた状態で保管しましょう。

4つ目は、布団カバーをつけることです。
布団カバーをつけていない場合、羽毛布団の生地に汗がしみこんでしまいます。
これによって雑菌が繁殖し、カビ臭いにおいを発生させる可能性が高くなります。
羽毛布団を清潔に保つために、布団カバーをつけることと定期的に選択することを忘れないようにしましょう。

□まとめ

今回は、羽毛布団の臭いが気になる場合の対処法についてご紹介しました。
羽毛布団の臭いが発生する原因は8つあり、すべてを対処するのは難しいでしょう。
しかし、洗濯や保管などご自宅でできることから臭い対策をしていくことは大切です。
当社では羽毛布団のリフォームを行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。


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