羽毛布団の干し方のポイントをご紹介します!

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「羽毛布団を長く使うにはどうしたらいいのだろう」とお悩みの方はいらっしゃいませんか。
羽毛布団は高価なものであるため、長く使いたいですよね。
そのためには、干し方のポイントをしっかりと守り、長く使う努力をする必要があります。
そこで今回は、羽毛布団の干し方のポイントについてご紹介します。

□羽毛布団の干し方のポイントとは?

羽毛布団を傷つけないためにも、干し方のポイントについてご紹介します。

1つ目は、湿気の少ない日に10時から15時に干すことです。
羽毛布団を干すときは湿気の少ない日を選ぶようにしましょう。
そして、布団を干す時間帯は10時から15時がおすすめです。
その理由としては、早朝は湿気が多いため早い時間から布団を干すことはおすすめできないからです。

2つ目は、干す場所に気をつけることです。
羽毛布団の除湿が目的の場合、なるべく日陰に干しましょう。
日向に干すと紫外線を浴びてしまいます。
それによって、側生地や羽毛を痛めてしまいますので注意しましょう。

羽毛布団は湿気をためにくいという性質をもっているため、日陰に干しても除湿できます。

また、羽毛布団を日光にあてて雑菌対策をしたい場合は、日の当たる場所に数時間干すのがおすすめです。
そして、取り込んだ後の布団は涼しくて風通しの良い場所で余熱を取りましょう。
この際、注意すべきこととしては、シルクの側生地は日光に長時間当てないことです。
理由は、長時間日光に当てると変色してしまうからです。

住居によって陰干しができない場合もあって困っている方も多いのではないでしょうか。
その場合は、風通しがよい室内に布団を広げて乾燥させるのがおすすめです。

3つ目は、高温になる場所には干さないことです。
真夏に屋根の上で布団を干すのは避けてください。
高温にさらされると羽毛を傷つけ、保湿性を損ないます。

4つ目は、布団カバーをかけたまま干すことです。
布団カバーをかけたまま干せば、直射日光によるダメージを防げます。
もし、布団カバーがない場合は、シーツを使いましょう。

5つ目は、叩かないことです。
布団を干して、取り入れるときに叩く方も多いのではないでしょうか。
しかし、羽毛布団を叩くと布団の中から羽毛が出てきてしまい、寿命を縮めることになります。

□羽毛布団を収納する前にすべきこととは?

羽毛布団を干した後は収納しますよね。
実はその前にしておく必要がある場合があります。
ここでは、羽毛布団を収納する前にすべきことをご紹介します。

まずは、布団カバーを洗濯することです。
布団カバーは直接肌が触れるため、冬の間使用していると汗や皮脂がついて汚れます。
そのため、必ず布団カバーを外して洗濯する必要があります。
洗濯せず汚れたまま収納してしまうと羽毛自体の劣化や雑菌の繁殖、側生地に汚れがうつるなどの悪影響があります。

次に、汚れがあればクリーニングすることです。
布団カバーをしていてもワンシーズン使用した羽毛布団にはカビやダニ、花粉などの見えない小さな汚れがたくさん付着しています。
そのため、年に一回クリーニングに出すようにしましょう。
ご家庭で洗うと羽毛が折れてしまう可能性もありますので、クリーニングがおすすめです。

次に、収納前に布団をしっかりと乾燥させることです。
湿気が残らないよう、しっかりと中まで乾燥させてから収納しましょう。
もし、湿気が残ったまま収納してしまうとカビやダニが繁殖してしまうこともあります。
乾燥は、晴れている日に干したり布団乾燥機を使用したりして行いましょう。

次に、押し入れのカビを除去・掃除することです。
羽毛布団をきれいにするだけでなく、押し入れの中を整理していらないものを捨てましょう。
長時間押し入れの中に物を入れていた場合、カビやダニの繁殖の原因になってしまいます。
押し入れにカビがすでに生えてしまっている場合は除去しておくことが大切です。

カビの除去方法はカビの状態に左右されます。
カビがひどくない場合は、雑巾でふき取ることで除去できます。
一方、カビの色が目立つほどひどい場合は、台所用漂白剤を使用して除去できます。
この場合、押し入れの材質を痛めてしまうことがありますので、注意してください。

最後に、押し入れをしっかりと乾燥させましょう。
これは、カビの繁殖を防ぐために行います。
この場合、ふすまの両側を開け、布団乾燥機や扇風機を使用して風を送り込みます。

湿気が溜まりやすい場合は、除湿剤を使い、湿気を吸い取りましょう。
除湿剤には、いくつか種類があるので、ご自宅の押し入れにあったものを選びましょう。

□まとめ

今回は、羽毛布団の干し方のポイントについてご紹介しました。
思ったよりも羽毛布団を干すときには気をつけることが多いですよね。
羽毛布団を長く使うためにもぜひ今回ご紹介した干し方のポイントに気をつけてみてくださいね。
現在使用されている羽毛布団をリフォームしたいとお考えの方はぜひ当社にご連絡ください。


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