快適に過ごせる羽毛布団の選び方についてご紹介します!

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「羽毛布団を買い換えたいけどどうやって選べばいいのだろう」「寝心地の良い羽毛布団が欲しい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、羽毛布団の選び方についてご紹介します。
重視するポイントごとに最適な選び方をご紹介しておりますので、ぜひご一読ください。

□羽毛布団を選ぶ際のチェックポイントとは?

羽毛布団を選ぶ際には以下のチェックポイントに気をつける必要があります。
ここでは、気をつけるポイントを6つご紹介します。

1つ目は、日本製であるかどうかです。
日本製と言っても「海外から輸入されたダウンを使って日本で製造されているか」を確認しましょう。
ダウンは海外製で良いのかとお思いになった方もいらっしゃるでしょう。
実は、日本の羽毛布団に使われているダウンは100パーセント海外からの輸入ですので、ダウンは海外製で構いません。

日本は羽毛布団の使用率が高く市場が広いこともあり、安さを追求した商品も多く存在します。
安い羽毛布団は保温力が十分でなかったり、臭いが気になったり、寝心地が良くなかったりと問題が起こりがちです。
日本製の羽毛布団は日本の組合の管理もあり、質が良いので日本製をおすすめしています。

2つ目は、ダウンの産地です。
ダウンの産地の中でも、ポーランドやハンガリー産の羽毛はとてもおすすめです。
というのもこの2国は昔から羽毛の品質にこだわり、生産を行ってきたため質が良いとされています。

3つ目は、水鳥の種類です。
水鳥の種類は、グースかダックの2つが主流です。
その中でもランクがあり、質の良い順にマザーグース、グース、マザーダック、ダックとなっています。

ダウンの大きさと保温力や機能性は比例するので、大きなダウンほどランクが高いです。
そのため、ダックやグースのお母さんという意味のマザーグース、マザーダックは若鳥の状態で左右されるグースやダックよりも丈夫で価値が高くなります。
当社ではグースの羽毛を使用した羽毛布団のリフォームを行っております。

4つ目は、信頼できるメーカーかどうかです。
羽毛布団のメーカーが信頼できる会社でないと評判が落ち、売れ行きが落ちます。
そのため、メーカーも信頼を重ねながら羽毛布団の販売を行っています。
昔から商売を続けている布団メーカーはそれだけ長い間信頼を重ねながら羽毛布団を販売しているため、そういったメーカーを選ぶことは大切です。

5つ目は、ダウン率です。
羽毛布団の中綿はダウンとスモールフェザーでできており、ダウン率が90パーセント以上のものを選ぶのがおすすめです。
ダウン率の高さは保温力に比例します。
暖かい布団を選びたい方はダウンが90パーセント以上の商品を選びましょう。

6つ目は、側生地の種類です。
側生地のおすすめは、綿です。
天然素材のため、吸湿性があり、かつ丈夫なので寝心地が良いでしょう。

□機能性別の羽毛布団の選び方とは?

羽毛布団にも人によって選ぶ基準があるでしょう。
軽さや保温性、温度調整など重視する基準はそれぞれ違いますよね。
そこでここでは、重視するポイントごとに選び方をご紹介します。

まずは、軽さを重視したい方です。
羽毛布団の重さは、羽毛の重さ、マチ布、縫っている部分に使う糸の重さで決まります。
重量を軽くするために、充填量が少なくても暖かさを保てる製品が良いでしょう。

その場合、ダウンパワーと側生地の素材を確認しましょう。
ダウンパワーが430dp以上、マザーグースダウン、細くて軽い綿素材の側生地を利用したものを選ぶのがおすすめです。

次に、保温性を重視したい方です。
この場合、キルトの種類を確認しましょう。
完全立体キルトや2層式キルトが保温性に優れています。
それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

完全立体キルトは、吹き込み口を特殊な方法で塞ぎ、羽毛の片寄りを防ぐ方法です。
長期的に均等な暖かさを保持できるため、高品質の羽毛に採用されがちでしょう。
2層式キルトは、重ね着のように羽毛の層を重ねる方法です。
上の層と下の層を重ねることで保温性を保持できます。

最後に、温度調整を優先して選びたい方です。
この場合、羽毛の種類を重視しましょう。
温度調節機能に優れているのは、ダックよりもグースです。
ではなぜ温度調節に羽毛の種類が関係しているのでしょうか。

その答えとして温度調節にダウンボールが関係していることが挙げられます。
ダウンボールは羽枝の間を広げることで熱を放出する機能を持っています。
逆に温度が低くなると羽枝を密着させて熱を蓄えられるため、温度調節がしやすいのです。
このダウンボールの機能は、ダウンの品質と比例しているためグースの方が優れていると言えます。

□まとめ

今回は、羽毛布団の選び方についてご紹介しました。
毎日使用する寝具だからこそ、寝心地の良いものを選びましょう。
また、当社では古くなった羽毛布団のリフォームを行っております。
ご興味のある方はぜひ一度当社にご相談ください。


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