羽毛布団を使い始める目安は?長持ちする収納法もご紹介します!

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羽毛布団を使うと、快適な睡眠が得られます。
そのため、寒くなると羽毛布団を使いたくなりますが、羽毛布団を使用するタイミングに悩む人もいるでしょう。
羽毛布団は、いつから使い始めるべきなのでしょうか。
またここでは、羽毛布団の長持ちする使い方をご紹介し、羽毛布団の長持ちする収納方法についても解説します。

□羽毛布団を使い始める時期について

洋服の衣替えなどとは違って、羽毛布団を使い始める時期には、はっきりした決まりはありません。
羽毛布団は3種類あり、それぞれ季節ごとに使い分けられます。
ここでは、3種類の羽毛布団について簡単にご説明しましょう。

まず1つ目は、本掛けです。
シングルサイズの羽毛布団です。
羽毛充填量が1.0kg~1.5kgの羽毛布団で、1番寒い時期に使用します。

2つ目は、合掛けです。
シングルサイズで、羽毛充填量が0.6kg~1.0kgの羽毛布団です。
春や秋に使うもので、本掛けを使うほど寒くない時期用に作られています。

3つ目は、肌掛けです。
シングルサイズで、羽毛充填量が0.3kg〜0.4kgの羽毛布団で、ダウンケットとも呼ばれます。
夏の暑い時期に使われる羽毛布団です。

これらの3種類の羽毛布団は、すでにご説明したように、時期によって使い分けます。
もっと詳しく言うと、室温によって使い分けるといってもいいでしょう。
そのため、どの羽毛布団を使うかは、室温によって変わってきます。

室温が15度以下になったら、本掛けを使うか、合掛けと肌掛けを2枚合わせて使いましょう。
また、室温が15度以上になったら、合掛け1枚だけで十分です。
そして、室温が25度を超えたら、肌掛けが合うでしょう。

以上が、羽毛布団を使うおおよその目安です。
しかし、これも明確に決まっているわけではなく、暑さや寒さは人によって感じ方が違います。
それゆえ、羽毛布団を使いながら暑さや寒さを感じたら、その都度使う羽毛布団の種類を変えるようにしましょう。
また、おおよその目安として、11月~3月までは本掛けを使い、4月~6月は合掛け、7月~9月は肌掛けを使用し、10月は合掛けを使用すると気持ちよく眠れます。

□羽毛布団を長持ちさせる使い方について

羽毛布団を長持ちさせるコツをご紹介します。

*ふとんカバーをかる

羽毛布団を使う際は、ふとんカバーをかけましょう。
人は就寝中に、コップ1杯分の汗をかくと言われています。
そのため、ふとんカバーをかけないと羽毛布団が汚れてしまいます。
汚れ防止のためにも、ふとんカバーは必ずかけましょう。

また、羽毛布団は何度も洗うと羽毛が劣化してしまいます。
頻繁に洗濯できませんが、ふとんカバーを洗濯して使うことによって羽毛布団を清潔に保てます。

*寝る前に羽毛布団をほぐす

羽毛布団をほぐすと、羽毛の間に空気が入るため、ふっくら膨らんで快適な寝心地が得られます。
また、羽毛布団を使っていると、少しずつ羽毛が片寄ってくるので、ほぐすことによって片寄りをなくせます。
羽毛が片寄ると、布団の中に羽毛が薄い部分ができるので、保温性が悪くなってしまいます。

これでは、羽毛布団が本領を発揮できなくなるので、寝る前に必ずほぐすようにしましょう。
羽毛布団をほぐすためには、布団の端を持って揺すれば、中のダウンが均等になります。

*羽毛布団を定期的に干す

羽毛布団を定期的に干すと、快適に使える上に長持ちします。
そのため、できれば月に1~2回程度干したいものです。
布団を天日干しにすれば、中の湿気が取り除かれるため、快適な状態になり、ダニや雑菌の繁殖を抑える効果もあります。

羽毛布団は、側生地を傷めないように、ふとんカバーをかけたまま干すのがおすすめです。
天気が心配だったり、布団を干すスペースがなかったりする場合は、ふとん乾燥機を使っても同様の効果が得られます。
また、外に干さなくても、部屋の中に干して風通しを良くするだけでもいいでしょう。

□羽毛布団を長持ちさせる収納方法について

羽毛布団を長持ちさせるには、収納時に注意すべき点があります。

まず1つ目は、専用の収納袋に入れることです。
羽毛布団を収納する際は、不織布などの、通気性のよい素材で作られた収納袋に入れて保管しましょう。
通気性の悪い袋に入れて長期間収納すると、カビが発生する可能性があります。

また、布団圧縮袋に入れるのはおすすめできません。
羽毛布団を圧縮すると、ふっくらした羽毛の持ち味が失われてしまいます。

2つ目は、湿気をためない工夫をすることです。
羽毛布団を収納する際は、布団の下にすのこを敷くなどして、通気性のよい状態を保ちましょう。
また、収納袋の中に除湿シートや除湿剤を入れて、湿気の管理をしっかり行うことも大切です。
羽毛布団は高価なので、収納している間に劣化したり、使用不能になったりしないように注意しましょう。

□まとめ

羽毛布団を使い始める時期は、室温が15度以下、15度~25度、室温25度以上に分けて本掛け、合掛け、肌掛けの3種類の羽毛布団を使い分けましょう。
羽毛布団を長持ちさせためにも、ふとんカバーをかけたり、定期的に天日干ししたりしましょう。
収納時には、専用の通気性の良い袋に入れるなど湿気をためない工夫をしましょう。


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