羽毛布団はダック?グース?選び方をご紹介します!

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朝夕が冷える秋から冬にかけては、布団の衣替えが始まる時期です。
秋冬は布団から出たくないくらいに布団が心地よいですよね。
この冬、おうち時間の充実のために、布団を新しくしようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、羽毛布団の羽毛の種類や、選び方をご紹介いたします。

□羽毛布団の羽毛の種類についてご紹介

羽毛布団の中身は大きく分けて、「ダック(あひる)」または「グース(ガチョウ)」の2種類です。
おすすめはグースです。
2つの違いをご紹介いたします。

ダック(あひる)は、価格は比較的安価ですが、保温性に欠けており布団の中が温まるのに時間がかかります。
また、羽毛のへたりが早いため、すぐに使えなくなることも多いです。
それゆえ、頻繁に買い直しが必要となり、結果として費用が高くなってしまう恐れがあります。

さらに、羽毛特有のニオイも強いです。
これは、あひるが雑食で何でも食べるため水鳥特有の獣毛臭があるからです。
動物園の鳥ゲージのニオイが苦手な方はやめておいた方が良いかもしれません。

対してグース(ガチョウ)は、ダックと比べて価格は高いです。
しかし、機能性に優れているため布団がすぐに温まって睡眠導入が早まります。
また、吸収性があるため汗で寝苦しくなることが少なく、快適に眠れます。
羽毛がへたったり、抜けてしまったりして羽毛が少なくなってしまった場合には、グースであれば羽毛布団の羽毛の補充やリフォームが可能なため、長く使用ができます。

□羽毛布団を購入する際のチェックポイントについてご紹介!

ここでは、実際に購入する際のチェックポイントについてご紹介いたします。

第一に、ダウン率を確認することです。
ダウン率が高い羽毛布団のほうが、保温力が高く、軽くて暖かいためおすすめです。
90パーセント以上あれば、気持ちよく使用できるでしょう。

同様に、羽毛のふくらみを評価する目安として「ダウンパワー」があります。
数値が高いほど、羽毛が膨らみやすく、弾力がある証拠です。

第二に、側生地の品質や素材です。
側生地は、綿、超長綿、ポリエステル、シルクなどから選べます。
中でも一番のおすすめは綿素材です。
特徴として、吸湿性に優れており、丈夫という点が挙げられます。

ポリエステルは軽くて安価なためよく目にしますが、吸収性が低く蒸れやすいというデメリットがあります。
高級天然素材であるシルクは、動物性タンパク質を主原料としています。
それゆえ、なめらかで優しい肌触りが特徴ですが高価な傾向にあり、自宅で管理するのも難しいため、おすすめできません。
もしシルク素材を好まれる場合は、側生地ではなく、布団カバーをシルクにすることをおすすめします。

第三に、サイズです。
敷き布団の大きさ、家族構成、一緒の布団で寝る人数などにより羽毛布団のサイズが変わってきます。
当店では羽毛布団のリフォームが可能なため、大きなサイズの羽毛布団を小さな布団に直すことが可能です。
例えば、子どもが小さな頃は家族で寝られるように大きな羽毛布団を使用し、子どもの成長や使用者の変更に合わせて羽毛布団のサイズを変えられます。

□失敗しない羽毛布団の選び方についてご紹介!

ここまで、羽毛の種類や購入時のチェックポイントについてご紹介してきました。
最後に羽毛布団の選び方についてご紹介いたします。

まず、第一に、信頼できる布団メーカーであるかです。
最近ではインターネットショッピングで購入される方も多くいらっしゃいます。
世の中には様々なメーカーがあり、その中で選択する必要があります。
長く使用する物だからこそ、信頼できるメーカーであるか見極めることは重要です。

日本は、羽毛布団大国といわれるほど羽毛布団が流通しており、日本羽毛製品協同組合という組織が存在します。
こちらに加盟しているメーカーであれば、品質はある程度保証されるといえるでしょう。

第二に、ダウン(羽毛)の産地の確認です。
日本製の羽毛布団でも、羽毛は海外からの輸入品はほとんどです。
中でもおすすめなのは、ポーランドやハンガリー産の羽毛です。

ポーランドやハンガリーは、ダウンの需要が高くなる前から品質にこだわった羽毛を生産してきた国です。
生産国によっては、ダック、グースともに生育環境が悪く、羽毛にニオイがあり質の低下が見られる場合があります。
また、ダックとグースで言えば、先述した通り、グースの方を推奨しています。

第三に、購入された方のレビューの確認です。
羽毛布団は長く使用する物だからこそ値が張りますし、決める際にも慎重になりますよね。
そのような時に実際に使用されている方の声はとても参考になります。
大切な物だからこそ、納得して決めたいですね。

□まとめ

今回は、羽毛布団の選び方についてご紹介いたしました。
羽毛布団はグースがおすすめですので、その点を踏まえてダウン率やダウンパワーを確認しましょう。
後悔の無い商品をお選びください。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。


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