羽毛布団をコインランドリーで洗うのは失敗?プロが解説します!

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羽毛布団をどのように洗濯すれば良いのか、そもそも洗濯して良いのか分からず、お困りの方も多いと思います。
そこで今回は、羽毛布団が洗濯できるかどうかのチェックポイントや洗濯方法、注意点を解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□失敗しないために!羽毛布団が洗濯できるかどうかのチェックポイントを紹介!

1つ目に、洗濯表示マークを確認しましょう。
たとえば、お風呂の桶のようなものに×のマークが書かれているものは、手洗いができません。
また、Wに×がついたものは、ウェットクリーニングができないという意味です。
水洗いができないという洗濯表示マークが付いている場合は、自宅での洗濯ができないため、羽毛布団を綺麗にしたい場合はプロのクリーニング店に依頼してみてくださいね。

2つ目は、経年劣化に注意しましょう。
経年劣化とは、時間が経過していくにつれて品質が低下することを言います。
羽毛布団の経年劣化を確認するためには、以下について確認してみてください。

・ふとんの中身を覆う布地に穴が空いていたり破れていたりしないか
・縫製部分がほつれてしまってないか
・羽毛が吹き出してしまっている部分がないか

上記のうちどれかに当てはまっている場合は、経年劣化している羽毛布団ということになります。
経年劣化している羽毛布団をコインランドリーで洗うと、洗濯機の中で布団の中身を覆う布地が破れ、中の羽毛が飛び出す可能性があるため、絶対にやめましょう。
一見、経年劣化していない羽毛布団であっても、安全に洗濯をしたいという方はコインランドリーの使用は避けましょう。

□羽毛布団を洗濯するための方法を紹介!

1つ目は、ご家庭で洗う方法です。
洗濯表示マークを確認して、水洗いができる羽毛布団の場合は、ご自宅の洗濯機に入れて洗えます。

ご家庭で洗う場合は、洗濯機と布団の大きさを確認して、布団を無理矢理詰めないようにしましょう。
洗濯機が小さく布団が全部入り切らない場合は、浴槽を活用して洗うのも良いかもしれません。

羽毛布団を洗う際には、洗う際に布団カバーをはずし、洗濯機に入れる前に寝具用の洗濯ネットに入れましょう。
洗濯機に入れる際には、羽毛布団を四つ折りにして、空気を抜き、なるべく小さくまとめて入れることが大切です。

布団に目立つ汚れがある場合は、先につまみ洗いをしておきましょう。
つまみ洗いとは、汚れを指先でつまんでこする洗い方のことです。

洗った後は、日陰に干ししっかりと乾燥させましょう。
布団の中まで完全に乾くには、2日ほど必要です。

しかし、撥水加工がしてある羽毛以外はご家庭で洗わない方が良い点に注意してください。

2つ目は、クリーニングの専門店に依頼して洗う方法です。
手洗いができない羽毛布団の場合は、専門店にクリーニングを依頼して洗濯すると安心です。

羽毛布団についている汚れの大半は水溶性のものです。
そのため、クリーニング店を選ぶ際には、布団の水洗いを行っているか確認しましょう。
水溶性の汚れは、ドライクリーニングを行っても、汚れが残ってしまいます。

また、お店によって対応可能な素材が異なる場合があります。
依頼する前にご自身の羽毛布団が対応可能かどうか確認しておきましょう。

□羽毛布団洗濯の注意点を紹介!

1つ目は、洗うことによるダメージに注意しましょう。
羽毛布団の素材は洗えるのですが、何度も洗うことにより、側生地(がわきじ)と呼ばれる中身の羽毛を包む外側の生地の生地目が緩んでしまう可能性があります。
側生地が緩むと、ダウン・プルーフ加工と呼ばれる、中からダウンが出てこないように行う加工が弱くなってしまい、羽毛が吹き出しやすくなるリスクがあるため、注意しましょう。

また、クリーニング店でのドライクリーニングにも注意が必要です。
ドライクリーニングは、特殊な溶剤を使用して汚れを落とすため、側生地や羽毛へのダメージが発生してしまいます。

2つ目は、しっかりと乾燥させることに注意しましょう。
羽毛布団は、洗濯後素早くしっかりと乾燥させることが大切です。
羽毛布団に水分が残り続けていると、羽毛が傷む原因になりますし、生乾きのまま放置しているとカビの原因になったり、悪臭が発生してしまったりします。

洗濯で汚れを綺麗に落としたとしても、しっかりと乾燥できていなければ、洗濯前よりも洗濯後の方が布団の状態が悪くなってしまう可能性もありますので、注意してくださいね。

他にも、羽毛布団を長く使いたい場合は、できるだけカバーを使いましょう。
カバーをこまめに交換して、羽毛布団本体の洗濯を少なくすると長持ちするためおすすめです。
やむをえず洗濯される場合は、上記のことに注意して洗濯しましょう。

□まとめ

今回は、羽毛布団が洗濯できるかどうかのチェックポイントや洗濯方法、注意点を解説しました。
羽毛布団は、ご自宅でも洗えますが、なるべく専門店に依頼することをおすすめします。
この記事を読み、何かお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。


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