羽毛布団を洗う頻度とは?その方法もご紹介します!

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羽毛布団も使い続けていると汚れが気になってきます。
汗や皮脂による汚れや、飲み物を誤ってこぼしてしまった汚れなど、定期的に洗わなければ汚れは蓄積される一方です。
羽毛布団は洗えないというイメージが強いですが、実際洗うことは可能なのでしょうか。
今回は、羽毛布団の洗い方や洗う頻度について紹介します。

□羽毛布団を洗う方法とは?

羽毛布団には、洗えるものと洗えないものがあります。
まずは、お持ちの品質表示を確認して、洗えるものなのかをチェックしましょう。
品質表示には、側生地の素材や充填物が記載されています。

基本的には、撥水加工が施されている羽毛布団以外は洗えません。
羽毛に撥水加工が施されているもののみ、ご自宅でも洗っていただけます。
ただし、なるべく羽毛布団はプロにクリーニングをお任せするようにしましょう。
また、コインランドリーでの洗濯は、絶対に行わないようにしてください。

*自宅で洗う方法

撥水加工が施されている羽毛布団をご自宅で選択する場合は、手洗いがおすすめです。
ご家庭用の洗濯機の大きさでは、羽毛布団は入らないことがほとんどですし、無理やり洗おうとすると洗濯機の故障の原因にもなりかねません。

手洗いの方法としては、まず浴槽に洗濯水をつくります。
そこに羽毛布団を沈めて、押し洗いしていきましょう。
洗うのに労力はかかりますが、丁寧に全体を手洗いしていきます。
洗い終わったら、陰干しでしっかりと乾かして完了です。

*クリーニングに出す方法

近所にあるクリーニング店に羽毛布団を持ち込むことで、安心して洗濯を依頼できます。
しかし、布団は大きく重たいため、持ち込むのがとても大変です。
また、素材によっては取り扱いの対象外であることもあります。

*布団クリーニングの専門業者に依頼する方法

布団クリーニングを専門にしているクリーニング業者が存在します。
工場で布団の検品、洗浄、乾燥を行い、その後自宅まで配送してくれます。

自分で布団を持ち込む必要がありません。
宅配業者に引き渡して、打ち直し完了後に指定日に自宅まで配送されます。
費用は通常のクリーニングよりかかりますが、プロの手によって羽毛布団がきれいになりますし、手間も省けるのは大きなメリットでしょう。

□羽毛布団を洗う頻度はどれくらい?

羽毛布団を洗う頻度は、3~5年くらいに1度が目安となります。
3~5年の幅があるのは、人によって汗をかく量や扱い方が変わってくるためです。
布団は毎日汗を吸収しているので、1シーズンおきに洗いたい気持ちはありますが、羽毛布団は洗いすぎると傷むスピードが早くなってしまいます。
そのため、水で洗うのではなく、定期的に天日干しをして汗を乾燥させたりダニやカビの予防をしたりしましょう。

*洗いすぎによるリスク

洗いすぎることで、羽毛にも側生地にもダメージがついてしまいます。
羽毛は動物の羽のため、動物性の油脂分を含んでいます。
洗いすぎることで、この油脂分がなくなり、ふわふわ感のないパサパサの羽になってしまう可能性があるのです。
すると、保温性は下がり、羽毛本来の力を発揮できなくなってしまいます。
また、側生地を洗いすぎると、側生地が縮んだり側生地から羽毛が飛び出したりしてしまうことがあります。

□羽毛布団を洗うよりもリフォームがおすすめなケース

羽毛布団の寿命は、およそ10年から15年と言われています。
3~5年に一度羽毛布団を洗うタイミングで、羽毛のへたりが気になったり、側生地の傷みが気になったりする場合は、打ち直し(リフォーム)がおすすめです。
打ち直しでは、羽毛を側生地から取り出してボロボロになったダストを取り除き、まだ使える羽毛に新しい羽毛を混合して、新しい側生地に充填していきます。

羽毛が側生地から飛び出している、側生地がほつれて隙間がある、側生地がいまにも破けそう、という場合は、クリーニングに出せないことが多いので、ふかふかの羽毛布団に生まれ変わる打ち直しを検討してみてはいかがでしょうか。

*当社の打ち直しについて

当社でも、グース(ガチョウ)の羽毛布団の打ち直し(リフォーム)を承っております。
お問い合わせいただけましたら、当社より「お布団発送キット一式」をお送りいたします。
羽毛布団専用の袋に布団を入れて準備してください。
お電話にてクロネコヤマトに指定日時をお伝えいただければ、ご自宅までクロネコヤマトが布団を回収に伺います。

羽毛布団は、特殊クリーニングを行い、殺菌、抗菌、消臭を行います。
その後、職人の手によって1枚1枚丁寧に羽毛を取り出し、足し羽毛などをしながら打ち直しをしていきます。
最後に、仕上がった羽毛布団に問題がないか、職人が最終チェックを行いリフォーム完了です。

最短3週間で打ち直しを行い、羽毛布団をきれいな状態に復活させてご希望の日時でご自宅までお届けします。
引っ越し先への配送なども、柔軟に対応いたしますのでお申し付けください。

□まとめ

今回は、羽毛布団の洗い方や頻度について紹介しました。
長く大切に使い続けるためには、羽毛布団の洗いすぎには注意して、なるべくプロにクリーニングを依頼するようにしましょう。
また、クリーニングができない場合や劣化が気になる場合は、打ち直し(リフォーム)がおすすめです。
羽毛布団のクリーニング、リフォームをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。


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