羽毛布団をコインランドリーで洗うと失敗する?

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羽毛布団の洗濯方法に困ったことがあるという方は多いかと思います。
そこで今回は、羽毛布団の洗濯方法について、コインランドリーとクリーニングを比較しつつ解説します。
ぜひ参考にしてみて下さい。

□羽毛布団はコインランドリーに持ち込むべき?

羽毛布団を洗うには、クリーニング、自宅で洗う、コインランドリーの主に3つの方法があります。

クリーニングに出せばプロの技できれいに仕上がりますが、お金がかかってしまうのがネックです。
自宅で洗う場合はお金はかかりませんが、多くの手間と時間が必要になり、失敗のリスクも高いのでおすすめできません。
コインランドリーであればそれほどお金がかからず、比較的少ない手間で洗濯できるため、もっとも良い方法に思えるかもしれません。

しかし、コインランドリーも自宅での洗濯と同様、おすすめできない方法です。
では、コインランドリーで洗うことにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
4つのデメリットをご紹介します。

*コインランドリーを使用するデメリット

1つ目は、自分で持っていく必要があることです。

羽毛布団はふんわりと膨らんでいるため、持って運ぶには大変です。
車に積み込み、車から降ろしてコインランドリーまで運ぶのにも苦労するかもしれません。
都心に住んでおり、そもそも車を持っていないという方の場合は、そもそもコインランドリーを利用するという選択肢は除外した方が良いかもしれませんね。

2つ目は、布団が傷む可能性があることです。

「コインランドリーで羽毛布団を洗ったら、中の羽毛がダメになって使い物にならなくなった」
「失敗して布団を買い替えることになってしまった」
このような事例は少なくありません。

コインランドリーでの洗濯は費用が安いことが魅力ですが、失敗したせいで布団を買い替えたり打ち直したりすることになると、むしろたくさんのお金がかかってしまいます。
こうなるとクリーニングの方がお得な上に仕上がりも抜群であるため、クリーニングに出した方が得策と言えるでしょう。

3つ目は、ダニを落としきれないことです。

布団の中でも敷布団には特に多くのダニが潜んでいます。
普段の使い方や収納方法によっては、ダニが大量に繁殖している可能性もあります。
このような布団をコインランドリーで洗濯しても、十分にダニとそのフンや死骸を除去できません。

せっかく苦労してコインランドリーまで布団を運んで洗濯しても、ダニを除去できなければ無駄足となってしまいます。
確実に布団をきれいにしたいのであれば、クリーニングを依頼した方が良いでしょう。

4つ目は、ペットの糞尿や嘔吐物がかかった布団が持ち込まれることです。

コインランドリーに持ち込まれる布団の中には、ペットのおしっこがかかったものや、嘔吐物が付着したものも少なくありません。

□羽毛布団を洗うタイミングとは?

羽毛布団の洗濯には自宅やコインランドリーではなく、クリーニングがおすすめだと説明しました。
ところで、羽毛布団はどのようなタイミングで洗濯するべきなのでしょうか。
ここでは、洗うタイミングに関する3つのポイントをご紹介します。

1つ目は、5年に1回程度の頻度で洗うことです。

クリーニングを行えばきれいになりますが、その一方で側生地や羽毛が多少傷んでしまうことがあります。
そのため、洗いすぎも良くないのです。
長年洗わないでいると汚れが落ちにくくなったり、ダニやカビが繁殖したりしてしまうため、5年に1回程度を目安にすると良いでしょう。

2つ目は、干したあとのふんわり感がないときです。

羽毛に皮脂やほこりが付着すると、本来のふんわり感を損なってしまいます。
布団を干して乾燥させてもふんわり感が戻らない場合は、クリーニングに出して汚れを落としましょう。

3つ目は、ニオイが気になるときです。

ジメジメする梅雨の時期などは、布団のニオイが気になってくることがあります。
主なニオイの原因としては、羽毛の油分が溶けだしてくることが挙げられます。
クリーニングによって汚れや油分を取り除くことで、ニオイを除去できるでしょう。

□羽毛布団を洗う場合はクリーニングがおすすめです!

羽毛布団の洗濯にはクリーニングがおすすめだと述べましたが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットとしては、以下が挙げられます。

*ダニやアレルゲンをしっかりと除去できる

近年では、布団のダニ対策として布団専用の掃除機が人気となっています。
掃除機を使うことで、ダニの死骸やフンを効果的に除去できます。
しかし、生きているダニに対する効果は小さいのが実情です。

死骸やフンだけでなく、生きているダニを確実に除去するには、クリーニングが必要です。

*保温力が回復する

長い間布団を使用していると、少しずつ保温性が失われます。
丁寧に丸洗いすることで、保温力をある程度回復できます。

*布団を長持ちさせる

布団を洗わずに使用していると、生地の劣化が早まり、寿命が短くなってしまいます。
長く使い続けたいのであれば、定期的にクリーニングを行いましょう。

□まとめ

今回は、羽毛布団をコインランドリーで洗うことのリスクや、クリーニングの必要性について解説しました。
当社では羽毛布団の打ち直しやリフォームを承っております。
羽毛布団を生まれ変わらせたいとお考えの方はぜひ当社にお任せください。


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