羽毛布団はどう収納すべき?羽毛布団収納の仕方を紹介します!

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「久々に羽毛布団を取り出したら、ふんわり感がなくなっている」
このような経験をお持ちの方も多いでしょう。
そこで今回は、羽毛布団の使い心地を維持するための収納方法について解説します。

□収納前にやるべきこととは?

羽毛布団を上手に収納し、ふんわりとした気持ちの良い使い心地を維持するためには、収納前にやっておくべきことがいくつかあります。
ここでは、収納前のポイントを5つご紹介します。

1つ目は、クリーニングを行うことです。

布団にはダニのフンや死骸、人間の皮脂や花粉といった汚れが付着しています。
そのため、季節が変わり、使い終わった布団は一度クリーニングに出すのがおすすめです。
自宅での洗濯は失敗しやすく、劣化にもつながるためおすすめしません。
長く使うためには、プロに任せるべきです。

ダニがついている場合には、丸洗いすることで洗い流せます。
健康被害を防ぐためにも、クリーニングは重要ですね。

2つ目は、乾燥させることです。

布団に湿気がついている状態のまま押入れやクローゼットに収納すると、そこで菌やダニが繁殖してしまいます。
また、クリーニングを行った場合でも、クリーニング後に湿度の高い部屋に放置しておくと、布団に湿気がたまり、カビの原因となってしまいます。
クリーニングから返ってきた布団はすぐに収納するか、もう一度乾燥させるのが良いでしょう。

3つ目は、布団カバーを洗濯することです。

布団カバーは使っていくうちにどんどん汗や皮脂による汚れが付着していきます。
そのため、布団カバーも洗濯する必要があります。
布団カバーを外して洗濯せずにそのまま収納することは絶対に避けましょう。
雑菌が繁殖し、羽毛の劣化にもつながります。

4つ目は、押入れ・クローゼットを掃除することです。

羽毛布団をせっかくクリーニングしても、汚れた場所に収納していては意味がありません。
収納する前に押入れやクローゼットを整理して、汚れを取り除いておく必要があります。
長い間押入れやクローゼットに放置されていたものはカビやダニの原因になり得ます。
また、すでに内部にカビが生えている場合は雑巾で拭き取ったり、台所用漂白剤などで除去したりしてください。

5つ目は、押入れ・クローゼットを乾燥させることです。

汚れと同様に、収納場所の湿気にも要注意です。
扇風機や布団乾燥機で風を送り込み、よく乾燥させましょう。
除湿剤を置いておくことも効果的です。
シート状のものや棒状のものがあるため、使いやすいタイプを選びましょう。

□干す際のポイントとは?

収納前に羽毛布団をよく乾燥させることが重要だと説明しました。
では、どのような点に気を付けて干せば良いのでしょうか。
次に、干す際のポイントを3点ご紹介します。

1点目は、日陰で干すことです。

外で干す際は、日陰で干すようにしましょう。
直接日光に当てると、傷みや劣化の原因になる可能性があります。
湿度が低く、晴れた日の風通しの良い場所で干しましょう。

湿気が多い日には、干すことでむしろ湿気を吸ってしまうことがあります。
くれぐれも湿度の低い日に干すようにしましょう。
片面につき1時間ほど干し、両側で合わせて2、3時間程度干すと良いでしょう。

2点目は、日なたで干す際にはカバーをかけることです。

日陰のスペースが限られていて、日なたでないと干せないケースもあるでしょう。
そのような場合は、布団カバーを付けたままで日なたに干しましょう。
カバーを付けることによって、生地の劣化を防げます。

また、カバーを付けることで、何かに引っ掛けて布団が破れてしまうリスクを軽減できます。
布団が破れると羽毛が出てきてしまうため、丁寧に干しましょう。

3点目は、室内で干す際は場所に気を付けることです。

スペースの問題で室外では干せないという場合は、室内でも構いません。
ただし、湿気が少なく、風通しの良い場所を選んでください。
また、犬や猫などのペットがいる場合は、布団で遊んで破られたり、汚されたりしないように気を付けましょう。

□ふんわり感を維持するための収納方法とは?

羽毛布団はふんわりとした肌触りが魅力的です。
ふんわりとした使い心地を維持するためには、収納の際に押さえるべきポイントがあります。
次に、ふんわり感を維持するための3つのポイントをご紹介します。

1つ目は、圧縮袋を使わないことです。

収納の際に圧縮袋で布団を圧縮すると、中の羽毛が折れたりつぶれたりしてしまいます。
そうなるとふんわり感や保湿性が失われてしまうため、できるだけ圧縮袋は使わないことがおすすめです。

2つ目は、つぶれないように重ねることです。

圧縮袋を使わない場合でも、布団の上に重いものを置いて収納すると、同じようにつぶれてしまいます。
重ねて収納する場合は、羽毛布団を一番上に置くと良いでしょう。

3つ目は、通気性を確保することです。

羽毛布団にとって湿気は大敵です。
カビやダニの原因になる上に、劣化を早め、使い心地を損なってしまいます。
そうならないように、収納場所の通気性は確保しておきましょう。

□まとめ

今回は、羽毛布団収納の仕方について詳しく解説しました。
今回ご紹介したポイントを押さえ、次のシーズンも気持ち良く使えるように収納してください。
羽毛布団の打ち直しやリフォームをお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。


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