羽毛布団の打ち直しと買い替えどちらがいい?解説します

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羽毛布団をお使いの方で、最近よれよれになってきたと思っている方はいらっしゃいませんか。
羽毛布団は月日が経つと、しぼんでよれよれになってしまいます。
では買い替えるしか方法はないのでしょうか。
今回は、打ち直しとは何なのかや、買い替えと打ち直しではどちらがお得なのかについてご紹介します。

□羽毛布団における打ち直しとは

羽毛布団の打ち直しとは、布団をメンテナンスして新品と同様の形で利用できるようにすることを指します。
使い古した羽毛布団は、買い替える必要があると思っている方も多いですが、適切なメンテナンスをすれば、買い替えなくても使える場合が多いです。

具体的に、打ち直しは羽毛の補充やクリーニング、側生地の交換などを指します。
打ち直しをする際は、まず中の羽毛部分にたまっているごみを取り出し、洗浄します。
また、ボリュームが無くなっている場合など、必要であれば羽毛を足します。
打ち直しをすれば基本的に羽毛布団はよみがえります。

打ち直しには、10日から1か月程度を見込んでおくと良いでしょう。
特に羽毛布団を利用しない夏に打ち直しを依頼する方が多い傾向にあります。
羽毛布団を利用する時期にメンテナンスしたい方は、打ち直しの間に利用できる布団を確保しておく必要があります。
実は羽毛布団の中には、打ち直しができないものも存在します。

打ち直しができないものの例としては、羽毛充填量が1キログラム未満のものなどが挙げられます。
また、過去に一度打ち直しをしたことがある布団の場合は、買い替えた方が良いでしょう。

□買い替えと打ち直しはどっちがお得?

ここまで打ち直しについてご紹介しましたが、結局買い替えと打ち直しはどちらにすれば良いのとお考えの方も多いことでしょう。
せっかくなら、お得な方にしたいですよね。
ここではどちらがお得なのかを場合別にご紹介します。

*打ち直した方がお得な場合

はじめに打ち直した方がお得になる場合をご紹介します。
それは、購入した羽毛布団が高価で品質が高かった場合です。
この場合、同じレベルの羽毛布団を購入すると、かなり高額になるので、打ち直しを検討することをおすすめします。

具体的に打ち直しにかかる費用は、布団の様子によって異なるので、まずはお店で見積もってもらいましょう。
特に購入から10年経っていない場合は、買い替えなくても済む場合が多いです。

*買い替えた方がお得な場合

ここでは買い替えた方がお得な場合をご紹介します。
買い替えた方がお得な場合は、購入した羽毛布団の品質がそこそこで、そこまで高価ではない場合です。

この場合、打ち直しをするための資金で、新しいものを購入する方がお得でしょう。
打ち直しでは羽毛布団が新品のように生まれ変わりますが、新品ではありません。
買い替えと打ち直しの価格の差が小さい場合は、買い替えるほうが良いこともあります。

また、買ってから長い年月が経っているが一度もメンテナンスしていない場合、汚れや傷みがひどく打ち直しができない場合もあります。
打ち直しも検討したいという方は、まずは相談してみることをおすすめします。

□羽毛布団を打ち直すのに適切な時期とは

羽毛布団を使っていていつ打ち直しに行けばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
毎年、来年でいいやと言って先延ばしにしていては、羽毛布団にとっても利用する方にとっても良くないでしょう。
ここでは羽毛布団を打ち直しや買い替えする際の適切な時期についてご紹介します。

1つ目は暖かさを感じられなくなった場合です。
羽毛布団は通常、日本の冬の寒さをしのげるような温かさが特徴的です。
しかし、長年使っていると、羽毛のパワーが落ち、暖かさも感じにくくなるでしょう。

2つ目は側生地が汚れている場合です。
食べ物や飲み物をこぼした場合などは、快適な睡眠のためにも早めに直しに行くことをおすすめします。
目立った汚れが無くても、汗で汚れている場合もあります。

3つ目はボリュームが無くなった場合です。
羽毛布団を長年使っていると、汚れやほこりなどで羽毛のパワーを十分に生かせなくなります。
そうなれば、ボリュームが落ち、羽毛布団の良さが無くなってしまいます。

4つ目は5年以上使っている場合です。
羽毛布団を購入してから打ち直しまでの期間としては、5年から10年であることが多いです。
5年以上使っていて、最近羽毛布団に不満を感じるようになったら、打ち直しに行くことをおすすめします。
10年以上経過すると、汚れや傷が多すぎて打ち直しできない場合があるので注意が必要です。

5つ目は羽毛が飛び出してくる場合です。
布団内部の羽毛の量が減ると、暖かさを感じにくくなったり、ボリュームが無くなったりするので、早めにメンテナンスを考えることをおすすめします。

□まとめ

今回は羽毛布団の打ち直しと買い替えはどちらが良いのかご紹介しました。
羽毛布団は高価なものなので、定期的にメンテナンスを行って長持ちさせましょう。
今回の記事を参考にしていただければ幸いです。


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