羽毛布団のお手入れ方法とは?羽毛布団専門店が解説!

投稿日:



「羽毛毛布のお手入れはどうしたら良いの」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。

1日の疲れをしっかり取るためにも、睡眠は大切です。
睡眠の質を高めるためにも、なるべく清潔で快適な布団で眠りたいですよね。
今回は、羽毛布団のお手入れについて紹介します。

□快適性を保つために心掛けることとは

新しい羽毛布団と、かなり古くなったものとの違いは何でしょうか。
それは、汚れているか、そうでないかです。
当たり前ですが、使用していく内に、中の羽毛は汗や皮脂を吸って汚れていきます。
どれだけ吸湿、放湿性に優れているものでも、そういった汚れが蓄積され、機能や膨らみも落ちます。

それでは快適性を保つために、普段からできることはあるのでしょうか。
ここでは、羽毛の働きを守るために心掛けることを3つ紹介します。

1つ目は、カバーを掛けることです。
生地の汚れや擦り切れ防止のために、布団カバーは掛けるように心掛けましょう。
カバーを掛けると、暖かさや保温性がアップします。
その際は、羽毛布団の効果を引き出すためにも、サイズに合ったカバーを選んでください。

汚れは時間の経過によって、酸化し、より頑固なものとなります。
そのため、カバーは常に洗い替えを用意しておくのがベストです。

2つ目は、起床後の収納についてです。
起き抜けは、体温により暖められた熱や湿気が布団にこもる原因となります。
しばらく放置し、熱や湿気を発散させた状態まで待ってから収納しましょう。

敷き布団の場合、フローリングなどの通気性のない床の上だと、カビの原因となるため注意が必要です。
なるべく、敷きっぱなしの状態は避け、毎日上げ下ろしすると良いでしょう。

3つ目は、羽毛への配慮についてです。
日常的に使用していると、どうしてもブロック内で足下の方へ羽毛が偏りがちになります。
たまには、足下の両端を持って、軽く振り、偏りを整えましょう。

カバーの柄によっても異なりますが、上下や裏表、全てをまんべんなく使用できる場合は、入れ替えて使用してください。
そうすれば、傷みの偏りを抑えられ、長持ちします。

さらに、たくさんの空気を抱えている羽毛は、匂いまで取り込むことがあります。
そのため、なるべく強い匂いのするものは近くに置かないようにしましょう。

中には、襟元の汚れを防ぐために、タオルを縫い付けたり、安全ピンでとめたりする方がいます。
しかし、羽毛布団の側生地には針を刺さないようにしましょう。
小さな穴でも羽毛が出てきてしまう原因となります。
その他にも、製品に記載の注意事項は守るようにしてください。

□羽毛布団の保管方法とは

続いて羽毛布団をどうやって保管したら良いかについて解説します。
羽毛布団はよく乾燥させた後、収納・保管をするようにしてください。
保管する際は、無臭の防虫剤を羽毛布団に挟み、木綿の風呂敷など通気性に優れたもので包みましょう。
ビニールやポリエチレンの袋など、通気性が悪いものを使用すると、羽毛の品質が落ちる可能性があります。

保管場所は、押し入れやクローゼットの上段など、湿気の少ない場所を選んでください。
中には圧縮袋を使用したいという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、羽毛布団を圧縮袋に保管する方法はオススメできません。

ただし、どうしても使用したい場合は、圧縮袋メーカーの注意書きをよく読んだうえで使用するようにしましょう。
その際は、必ず湿気を残さないよう徹底してください。
袋の空気は、元々の高さの4分の1程度に圧縮するのが理想的です。
空気は抜きすぎないようにしてください。

長期期間の6か月以上の保存は避けるようにしましょう。
保存後、圧縮袋から取り出し、使用前に天日干ししてください。

□羽毛布団をクリーニングに出しても良いのか解説

羽毛布団は洗濯が面倒だからと、クリーニングに出したい方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、クリーニングで洗濯する方法には、メリットだけでなくデメリットもあります。
ここではそれぞれについて解説します。

まずメリットから解説します。
メリットは洗濯の手間が不要なことや、プロが行うため失敗が少ないことです。
さらには、宅配クリーニングの場合は、長い間保存してくれます。

一方デメリットは、自宅やコインランドリーで洗うよりも費用がかかることです。
さらに、返却までに時間がかかります。
店頭にせよ宅配にせよ、受け取りまでに時間がかかるため、早く受け取りたい場合は向いていないかもしれません。

なおコインランドリーで羽毛布団を洗うことは絶対にNGです。
「コインランドリーで羽毛布団を洗って膨らまなくなった」と駆け込んでくるお客様が年に数人いらっしゃいます。
羽毛布団を洗う際は、クリーニング店など専門家にお任せください。
また、クリーニング店にお出しになる際は必ず「水洗いで」とご指定ください。

□まとめ

羽毛毛布のお手入れについて解説しました。
今回紹介した記事を参考に、清潔で快適な状態の布団を保ちましょう。
当社では、羽毛布団を良い状態に生き返らせるためのリフォームを行っております。
羽毛布団で何かご相談があれば、お気軽に当社までご相談ください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です