冬用の羽毛布団とは?|季節別の羽毛布団の特徴

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「羽毛布団は一年中使えるものではないの?」
「冬用と夏用はどう違うの?」
このような疑問をお持ちの方も多いと思います。
結論から言うと、冬用の羽毛布団を一年中使うことはあまりおすすめできません。
この記事では冬用と夏用の違いや冬用の羽毛布団の特徴、羽毛布団の取り扱い方について説明します。

□羽毛布団の種類

羽毛布団には主に春秋用、夏用、冬用の3つの種類があります。
それに加えて2枚合わせタイプなど布団の種類も様々です。
羽毛布団の季節別の主な違いは羽の充鎮量です。

*羽毛の充鎮量

夏用は300gから400g前後に対して、冬用は1200gから1400g前後あります。
羽毛の質や羽毛率にも左右されますが、1kgほどの量の差があります。
羽毛は汗を吸着しやすく、汚れの原因になるので冬用の羽毛布団を夏に使用することはおすすめできません。
また、冬用は空気が逃げにくい分、夏に使用すると寝汗で体を冷やしてしまい、風邪を引いてしまうかもしれません。

□羽毛布団の取り扱い方

羽毛布団は定期的に洗濯、天日干しをするのがおすすめです。
布団が吸収した汗を洗い流すほか、カビやダニの予防、臭いとりなど様々なメリットがあります。
羽毛は保湿性が低いため、きちんと乾かしきる必要があります。
特に冬用は1kg越えの羽毛が入っているので他の季節のものに比べるとより丁寧に洗濯、天日干しをする必要があります。
布団を使えなくしてしまうのではと不安になる方は、布団専用の乾燥機の使用や、クリーニングに出すことも検討してみてください。

□布団を干す際の注意点

*干す時間帯に注意する

ダニは50度以上の環境で20分以上熱を与えられないと死滅しません。
そのため、最も気温が高い午前10時~午後15時の時間帯を狙って干しましょう。

*日光に当てすぎない

日光に当てる目的はあくまで、日光でダニ対策をすることです。
布団は紫外線に弱いため日光を浴び続けると劣化します。
天日干しは2時間程度にして陰干しし、布団の中の空気を入れ替えましょう。
布団を干す時用のカバーを使うと、より劣化を防ぐこともできます。

□まとめ

上述したようにそれぞれの季節に合わせて羽毛布団を使い分けると年中快適に過ごせます。
また、扱い方の注意点をおさえることでより長く使用できます。
何かご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。


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