産地によって何が違う?羽毛布団の産地による特徴を解説します!

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羽毛布団の購入をお考えのみなさんは、羽毛がどこから来ているのかご存じですか。
実は、羽毛の生産国によって質や価格が変わってきます。

今回は、そんな生産国別の羽毛の特徴をお伝えします!

□日本へ輸入される羽毛の90%はアジア産

アジアが大半を占めている理由は、価格の安さです。
日本では、羽毛は昔から寒さをしのぐためのアイテムとして人気を集めていました。
そこで注目されたのが、中国の安価で手に入る羽毛です。
しかし、安価で大量の羽毛布団を手に入れられる一方で、品質の低さが避けられない問題点もあります。
また、最近では動物愛護の観点から、悪徳業者の低質な動物飼育が問題になっています。

□ポーランド、ハンガリー

羽毛と言えばまず名前が挙がるのが、ハンガリーとポーランドです。
極寒な地域であるほど、水鳥も暖かくなるよう羽を付けます。
そのため、極寒な地域から輸入された羽毛布団は非常に価値が高いです。

□フランス

寒暖差の激しい気象条件ですが、大切に飼育された水鳥は、羽毛が非常に大きくなり、保温性が高いのが特徴です。
環境の良さと独特な飼育方法で、世界的に人気な羽毛です。

□ドイツ

ドイツは、ヨーロッパでトップレベルの経済大国です。
ポーランドより北に位置している地域もあり、水鳥の飼育も盛んに行われています。
また、ドイツは高品質の羽毛の加工や製品化を行なった羽毛製品生産国として有名で、世界各国に輸出しています。

□羽毛布団の価格はこう決まる!

お伝えしてきたように、羽毛布団の価格は水鳥の生産国によって変わります。
他にも次のような点から価格が決まります。

*羽毛の種類

羽毛の種類は主に、アイダーダックダウン、マザーグースダウン、グースダウン、ダックダウンがあり、アイダーダックダウンが最高級品です。

*ダウンパワー

ダウンパワーとは、羽毛のふくらみ具合を数値化したものです。羽毛のふくらみが大きいほど高くなります。

*側生地の素材、縫製方法

羽毛布団の側生地は、中に入っている羽毛が吹きださないよう作られています。
より細く高価な糸で作られたものほど羽毛が吹きだしにくくなるため、布団自体の値段も高くなります。
また、縫製の方法が特殊で繊細になるほど技術を要するため、高価になります。

□まとめ

今回は、羽毛布団の生産国、価格についてお伝えしました。
羽毛布団の価格や品質がバラバラなのは、生産される国の環境や飼育方法が強く関わっているからです。

羽毛布団の購入をご検討の方は、ぜひ一度、生産国にも注目してみてください。


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