せっかく高いお金で買った羽毛布団、気付かないタイミングで汚れていた、なんて経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、羽毛布団が汚れた時の対処方法について、ご紹介します!!
□羽毛布団が汚れる理由
羽毛布団の汚れで多い場所が、襟元です。その原因は、布団の襟元がちょうど首元が当たる部分だからです。そのため、数年間布団を使っていると、首元の汗や皮脂が染み込み、汚れやすくなってしまいます。
また、お子さまがいる家庭でジュースや食べ物を布団の上にこぼしてしまうケースも少なくありません。
□汚れた時の対処方法
羽毛布団の汚れを取る方法をご紹介します。
*布団全体が汚れてしまった場合
まず、浴槽に30度のぬるま湯を入れ、布団を浸します。水温が高いと羽毛を痛めてしまうので注意が必要です。
また、浸すときに中性洗剤を用いて汚れを落とします。
このとき、踏み洗いは中から羽毛が出てきてしまうので、手で力強くもみながら洗い、洗剤をしみこませます。
その後、ぬるま湯で洗剤液の泡がなくなるまですすぎ、もみながら水気を切ります。
洗剤が落ちたら、日陰に干します。羽毛はたんぱく質でできているため、天日干しは痛んでしまう原因になります。
また、2~3時間おきに乾かす面を変えて、全体が乾くように3日以上干します。
*布団の一部分が汚れてしまった場合
飲み物をこぼしたり、軽い汚れがついてしまった場合、すぐにティッシュペーパーやタオルなどで水分や汚れをふき取ります。その後、薄めの中性洗剤を浸した布を軽くたたきます。
最後に水拭きした後水分を取り、乾かします。
□汚さないための予防法
布団を洗濯するのは、手間も時間もかかり、面倒ですよね。汚れが付かないようにするために、予防をすることも大切です。
*襟カバーを付ける
布団カバーの上に襟カバーをかぶせると、布団に直接触れる肌の汗や皮脂が染み込むことを防げます。
*保管方法に気を付ける
押し入れに収納するときに、湿気対策や、重いものを上に乗せないことに気を付けることが大切です。
□まとめ
今回は、羽毛布団の汚れの対処方法についてお伝えしました。
布団をできるだけ良い状態に保つことで、快適な睡眠を促すことにつながります。
また、羽毛布団の汚れや劣化が気になる場合、リフォームに出すことで新品のようなきれいさと触り心地を取り戻せるため、おすすめです。
今回の記事が、羽毛布団についてお悩みの方のお役に立てば幸いです。