どんなものが使われている?羽毛布団の羽の種類を解説します!

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羽毛布団の中には鳥類から採取される羽が詰まっています。
これが羽毛布団の軽量性と暖かさの秘密なのです。
またどのような羽が使われているのかは羽毛布団によって異なります。
そこでこの記事では羽毛布団の羽の種類をご説明します。

 

□ダウンとフェザー

ダウンとフェザーの違いをご存知でしょうか?
実はこの2つ似ていますが、違いがあるんです。

*ダウン

鳥類の胸部から採れる羽毛をダウンと呼びます。
この特性として、軸がなく空気をたくさん取り込めるというものがあります。
軸がないため形状が綿毛のようで、ふんわりと柔らかいです。
みなさんが羽毛布団の中身としてイメージされるのがこのダウンでしょう。

 

*フェザー

ダウンと違い軸がついていていわゆる鳥の羽根の形状のものがフェザーです。
これは鳥の翼の部分から採取されます。
ダウンに比べると保温性が弱く、逆に通気性が良いため比較的暖かい時期の布団によく使用されています。

 

羽毛布団の羽毛にはこの2つが配合されています。
配合率に注目すると布団の暖かさか判断しやすくなりますよ。

 

□水鳥の種類

羽毛は主にグースとダックという水鳥から採れるものです。
この2つの違いを見ていきましょう。

*グース

グースは日本語でいうとガチョウです。
このグースはあとに説明するダックよりも体長が大きいため一つ一つの羽毛の大きさもダックのものより大きいです。
羽毛の質にとってその大きさはとても重要です。
大きな羽毛ほど空気を含むことができ、保温性が高まります。

 

*ダック

日本語でアヒルのダックは皆さんにも馴染みのある鳥ではないでしょうか。
グースに比べると羽毛の大きさが小さく質の面で劣りますがその分価格は安価になります。

 

*アイダーダック

アイスランドで採れる最高級の羽毛です。
一般的にダックのほうが質が低いとされていますが、アイダーダックは別格です。
採取方法が特殊でこの鳥が卵、雛を温めるために巣に落とした羽を採取します。
飼育することなく野生のものから採取することに徹底しており、そのためかなり高い希少価値があります。
羽毛一つ一つが絡み合うという特性を持っており、それが最高級の使用感を実現しています。

 

□マザーグース、マザーダックって?

羽毛布団に使われている羽毛を見るときにグースやダックの前に「マザー」とついているのを見たことはありませんか?
これにも意味があるんです。
マザーというのはその名の通り、母親を意味しています。
産卵を中心に飼育されている親鳥であるマザーグースやダックはその分飼育年数が長いです。
ですので自然と羽毛も大きく丈夫になり、羽毛より品質が高くなります。

 

□おわりに

この記事では羽毛布団の羽の種類をご説明しました。
羽毛布団を購入する際は羽の種類に注目してみるとそれがどのような品質のものなのか判断しやすくなりますよ。
そうすることできっとあなたの満足のいく羽毛布団を選ぶことにつながります。


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