どうするのが正解?羽毛布団の正しい天日干しの方法をご紹介!

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天日干しは布団のお手入れ方法の定番ですよね。
しかし天然素材でなんとなくお手入れが難しそうなイメージのある羽毛布団の天日干しの方法がいまいち分からないという方は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では羽毛布団の正しい天日干しの方法をご紹介します。

 

□天日干しの効果

正しいやり方の前になぜ天日干しをする必要があるのか、その効果を見ていきましょう。

*保温性の回復

羽毛布団が暖かい理由はその中の羽毛の特性です。
軽い羽毛にはダウンホールという部分があり、ここが空気をつかむことであの暖かさを実現しています。
しかし毎日使用しているとこの機能が湿気によって損なわれてしまいます。
定期的に天日干しをすることで湿気を除去し、さらにはニオイ対策にもつながります。

 

*ダニ、カビ対策

湿気のたまる羽毛布団はダニやカビの温床になる危険があります。
日常的に汗や皮脂を吸収してしまっているため、こういったことが起こってしまいます。
その原因になるのはやはり湿気ですので、天日干しでの除湿が効果的というわけです。

 

□天日干しの正しいやり方

それではどのように干すと上記のような効果が得られるのかご説明します。

 

*用意する道具

天日干しだからといってただ天気の良い日に干していれば良いのではありません。
効果を最大限に得るためには道具が必要です。
それはふとんを干すときのカバーです。
シーツのまま干しても良いですが、一番良くないのはシーツも外し、側生地の状態で干すことです。
側生地は綿などの日光によって劣化が早まる素材でできています。
ですのでそのまま干すのはやめるようにしましょう。
専用のカバーを使用することで、雑菌やダニの除去のために熱を効率よく集めることができ、さらに花粉やほこりなどが付着することも避けられます。

 

*時間

先程もお伝えしたとおり側生地は日光による劣化の危険があります。
ですので長時間干すことはあまりよくありません。
最適な時間を見極めましょう。
一般的には天気の良い日中に片面30分から1時間ずつが最適です。
もちろん時期や天気によっても変わるため、夏の気温が高く、日差しの強い日は短め、冬は長めと調整しましょう。
このときに注意が必要なのは叩かないことです。
布団を干すとなると叩いて汚れを落とすイメージがありますが、羽毛布団の場合はやめておきましょう。
中の羽毛が傷んでしまい、布団の寿命が短くなってしまう危険があります。

 

□おわりに

この記事では羽毛布団の正しい天日干しの方法をご紹介しました。
正しい方法、その効果を知らなかったという方は多かったのではないでしょうか。
次回天日干しをする際には参考にしてみてくださいね。


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