意外と寿命が短い?あなたの家の羽毛布団は大丈夫ですか?

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羽毛布団といえば暖かくて寿命も長くて、いつまでも使い続けたいものですよね。
しかしあなたの羽毛布団の寿命は思っているより短いものかもしれません。
「まだ寿命じゃないはずなのに」と思っているうちにあなたの布団には寿命が訪れているかもしれません。
ではどんな時に想定より羽毛布団に早く寿命が訪れてしまうのでしょうか。

・羽毛の種類

一口に羽毛布団といっても中に入っている羽毛は実は大きく分けて2種類に分かれているのです。
羽毛に汚れが吸着することが劣化の原因になりますので、当然その羽毛の種類によっても寿命の長さは左右されます。

1.ダック

アヒルの羽毛を使用したものです。
羽毛一つ一つは小さく保温性や寿命に劣りますが、その分安価で入手できます。

2.グース

ガチョウの羽毛を使用したものです。
ダックよりも上質な羽毛が取れるとされ、保温性が高いだけではなく寿命も長いです。

・使用状況

普段何気なく使っている布団ですが、その使用方法が布団の寿命を縮めていることがあります。
ご自身の布団の使い方を見直してみましょう。

1.洗濯

布団は洗えば洗うだけよいと思っていませんか?
実は必要以上に布団を洗濯すると布団の中の羽毛が痛んで劣化の原因になってしまいます。
もちろん適度な洗濯は羽毛布団の寿命を延ばしてくれますし、専門業者にクリーニングを依頼するのも非常に効果的です。

2.乾燥

ダニの死滅や保温性を回復してくれる布団干しですが、羽毛布団を干すときに気を付けていただきたいことがあります。

それは、天日干しカバーをかける、長時間干さない、布団たたきをしない、月に1,2回干すということです。
干しすぎたり、衝撃を与えたりすると布団が痛んでしまい、劣化の原因になります。」

3.圧縮

圧縮袋に入れて羽毛布団を圧縮すると、羽毛同士が密着してしまい寿命を早める原因となっています。
布団のふわふわ感はそのまま保温性にもつながっているので圧縮をするのはお勧めできません。

4.就寝

就寝時にも使い方によって布団の寿命に影響を与えることがあります。
ずっと同じ方向で布団を使っていると、常に同じ部分に汚れをためることになってしまったり、中の羽毛が特定の部位に偏ってしまったりすることにつながります。

また、布団カバーを使わずに使用するとより汚れが浸透しやすくなるのでこれもお勧めできません。

このように、普段の使い方にも羽毛布団の寿命に影響する行動がたくさんあるのですね。
急にすべてをすることは難しいとは思いますが、少しずつ生活の中で意識していけると良いですね。

なお、羽毛布団リフォーム・打ち直しのすやすや工房では、寿命がきた布団の打ち直しを行っています。お気軽にご相談ください。


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