意外と知らなかった?羽毛布団のお手入れ方法を解説!

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高品質で長持ちな羽毛布団をいつまでも使い続けるにはお手入れは必須といっても過言ではありません。

何も知らないまま使い続けていいたらすぐに劣化してしまい、「聞いていたのと違う」なんてことにはなりたくありませんよね。
ぜひ正しいお手入れの仕方を知って、快適な睡眠をいつまでも続けましょう!

・その前に知っておいていただきたい劣化の原因

羽毛布団の劣化はなぜ起こるのでしょうか?
主な原因として挙げられるのが、寝ている時にかく汗です。
あなたが寝ているときにかいた汗は羽毛布団の中に吸収され、汗の中に含まれる塩分や汚れが羽毛に付着します。

当然汚れはベタベタしていますので、蓄積すると羽毛同士がくっつくようになってしまいます。
こうして、羽毛布団の中で羽毛がくっつき、保温性や柔らかさが損なわれるため、劣化が起こるのです。

・お手入れの方法

つまり、この汗を原因とする汚れや羽毛同士の吸着をいかに防ぐかがお手入れのキモとなってきます。

1.布団カバーの着用

布団カバーをかけずに布団を使うということは、身体から出る汗と羽毛のあいだにあるカバーというフィルターが一枚少ない状態になってしまいます。
その分汚れが羽毛に吸着しやすい状態になってしまうので、必ず布団カバーは着用した状態で羽毛布団を使用するようにしましょう。

2.上下や表裏を入れ替える

寝るときに常に一定の方向で羽毛布団を使っていると、ずっと同じところに汚れが堆積することになり劣化の原因になります。
一定の期間同じ方向で使ったら次は裏返す、上下を逆さまにすると決めておくとよいかもしれませんね。

3.湿気を防ぐ

寝た後にすぐ収納したり、風通しが悪く、湿度の高いところに収納していたりすると、羽毛布団の中にカビが発生することにつながります。
起きたらまず布団を風通しの良い状態にしてから収納することや、収納場所の湿度を気にすることが重要です。

4.偏りをもどす

布団の中で羽毛が偏った状態になると、その分羽毛同士の吸着を招くことになり劣化の原因となります。
ふと気づいたときに布団の中の羽毛の偏りを手で直すことで劣化の原因を防ぐことができます。

5.正しく洗う

洗えば洗うほど良いと思っていませんか?
実は過度に洗いすぎると羽毛布団の劣化を招いてしまうのです。
半年から一年に一度の頻度で十分状態を保つことができます。
洗濯機によって布団洗いのモードがあればその通りにするとよいでしょう。
また、業者に定期的にクリーニングを依頼するのも効果的です。

6.干したときにたたかない

羽毛布団は干したときにたたくと中の羽毛が痛んでしまいます。
気づかずにたたいている方も多いと思いますので気を付けるべきポイントです。

正しい羽毛布団のお手入れの方法を知って頂けたでしょうか。
クリーニング以外にも普段から気を付けることがたくさんあることがご理解いただけたと思います。
せっかくの羽毛布団ですから、気持ちよく使い続けられるようにお手入れに気を付けてみてはいかがでしょうか。


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