あなたが今お使いの羽毛布団は何年目でしょうか?
一般的に10年がその寿命であると言われている羽毛布団ですが、まだ10年経っていないのに劣化が見え始めているという方は普段のお手入れが行き届いていないのがその原因かもしれません!
そこで今回は羽毛布団のお手入れ方法を3つに絞ってご紹介します。
〇起床したら毎回羽毛布団を片付けよう
保温性が高いことで優れている羽毛布団ですが、裏を返せば人が布団から出た後もその温度を維持してしまうのが羽毛布団の弱点でもあります。
もしあなたが羽毛布団を床の上に直接敷いている場合など、その通気性が悪い場合にはカビを発生させる原因になってしまうので敷いたまま放置するのはやめましょう。
起床したら、熱や湿度をある程度逃がすために数分間そのままにしておき、しっかり発散させたと思ったところで収納するように心がけましょう。
〇羽毛の偏りをなくそう
毎日使っていると羽毛布団の形が変形してきていませんか?
買った最初の頃は全体的にフカフカしていた羽毛布団も、今では足元に羽毛がたまってしまって上部分がスカスカという方もいらっしゃるかもしれません。
そういう事態を避けるべく、最低でも3日に1回は布団の端を持って布団を持ち上げて、上下に軽く振ってあげてください。
〇月に1、2回羽毛布団を干そう
羽毛布団は、普通の綿布団などに比べて吸湿性と発散性が高いため頻繁に干してあげる必要はありません。
しかし月に1、2回程度干してあげることで布団の中の空気が膨らんでより保温性を高まります。
更に日干しをすることで日光消毒の効果も得られるなんておトクですよね。
また羽毛布団を干す際には、その時間帯に注意してください。
空気中に含まれる水分量が多くなっている朝や夕方を避けて、なるべく10時~15時に干すように心がけましょう。
羽毛布団は吸湿性に優れていますが、干す際にはそれが欠点ともなってしまうことがあるからです。
同様に雨の日はもちろんのこと、雨の日の翌日なども避ける方が良いでしょう。
また、干す場所に関しては、直射日光が当たらない場所で干すようにしてください。
どうしても日光が当たる場所にしかスペースを確保できない場合には、日干しをしていただいても構いませんが、必ず羽毛布団をシーツやカバーなど何かで覆ってあげるようにしてくださいね。
今回は羽毛布団のお手入れ方法を3つ厳選してお伝えしました。
どれも基本的なことですので是非普段の生活で意識して取り組んでいただければと思います。