羽毛布団をご家庭で洗えるのか、疑問に感じたことはありませんか?
結論から言うと、種類や物にもよりますが、ご家庭でも洗えます。しかし、羽毛布団の洗濯はとても慎重な作業になるので、誤った洗い方をすると、大変なことになります。
そこで今回、ご家庭で羽毛布団を洗う正しい方法をご紹介します。
○洗える布団か確認
羽毛布団などの汚れはほとんど水溶性のものなので、水洗いで行います。そのため、洗濯する前に撥水加工がされたものか確認する必要があります。
また、ご使用の羽毛布団にキルティング加工されているかもご確認下さい。キルティング加工されていないと、羽毛が偏ってしまい、綺麗に洗濯できません。
○使用する洗剤
洗剤を使用する際は、合成洗剤の使用はなるべく避けましょう。合成洗剤を使用すると、羽毛自体の油分も落としてしまい、羽毛の保温効果を弱めてしまいます。洗剤を使用するのであれば、中性洗剤か、布団洗い専用の洗剤を使用しましょう。
○洗濯機で洗う
ご家庭の洗濯機の容量を確認して下さい。一般的に8kg以上の容量であれば、シングルサイズの羽毛布団を洗濯できます。
容量を満たしていれば、布団が入るサイズの洗濯ネットを用意し、折りたたんで入れましょう。その後、布団を洗濯機の中へ入れ洗剤を投入し、洗濯機に布団洗いコースがあれば、それに従って進めていってください。
洗濯が終われば、しっかりと脱水し、取り出してください。そのあと、羽毛が偏らないように伸ばして軽く上下に振ってください。乾燥は晴れの日に行い、直射日光を避け風通しの良い日陰で干すようにしましょう。
外に干せない場合は、布団用乾燥機を使用して下さい。乾燥後は羽毛が全体に行き渡るように手でほぐしましょう。
○実はおすすめできないご家庭での洗濯
単に綺麗にしたいというだけであれば、なるべくクリーニング(丸洗い)でお願いするようにしましょう。羽毛布団の洗濯は繊細な作業になります。うまく洗濯や乾燥ができていないと、羽毛布団としての機能が衰えたり、カビが生えてしまったりします。
また、長く使用している場合、洗濯によって機能が戻るということはあまり望めません。羽毛に汚れが溜まっているだけでなく、劣化も進んでいます。特にこの場合は、羽毛布団リフォーム(打ち直し)にお願いすることをおススメします。
羽毛布団リフォーム(打ち直し)で、羽毛を復活させ購入時と同様の温もりを取り戻すことができます。
新品購入よりもリーズナブルな羽毛布団リフォーム(打ち直し)を、是非一度試してみませんか?ご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。