羽毛布団の耐用年数や寿命を知らせるサインとは?

投稿日:


冬に大活躍の羽毛布団、軽いのにとても温かくて気持ちいいですよね。しかし、皆さん羽毛布団の寿命について考えたことがありますか?

劣化が進んでしまうと、保温性が低下したり、重くなったりして快眠が得られなくなる可能性があります。眠り心地の良い羽毛布団を使用するためには、劣化のサインを知ることが大切です。

そこで今回、羽毛布団の耐用年数や寿命を知らせるサインについてご紹介したいと思います。

○羽毛布団の耐用年数

羽毛布団の耐用年数は一般的に10年ほどだと言われていますが、羽毛布団の寿命と中身の羽毛の寿命は必ずしも一致しません。羽毛布団は当たり前ですが、羽毛とそれを包む側生地で構成されています。

快適にご使用になられる際は、中身の羽毛の寿命も考える必要があります。

羽毛自体の耐用年数はどんな種類の毛を使っているかにもよりますが、購入から5年経っていれば、一度見直す必要があります。

○寿命を知らせるサインとは

羽毛布団の劣化は見た目や体感から簡単に知ることができます。以下の項目を参考に、是非一度チェックしてみて下さい。

・膨らみが無くなった

中身の羽毛は、お使いの方の汗や空気中の水分を吸収し、蓄積していきます。もちろん、干すことで含んだ水分を放出してくれるのですが、長年の蓄積や汚れなどで傷むことにより、その効果も薄れてしまいます。

これにより、購入時の膨らみと比べると、かさが減ってしまいます。

・重く感じる

前述の通り、布団は水分を吸収します。就寝時に重く感じるということは、水分の放出効果が薄れ、布団に水分が蓄積されているサインになります。眠り心地が悪くなる原因にもなりますので、お早めにお手入れしましょう。

・中身から羽毛が飛び出す

側生地には、羽毛が外へ飛び出さないように、目詰め加工がされています。しかし、わずかな通気口や縫い目から羽毛が飛び出してしまうことがあります。

こういった現象が頻繁に起こるようになると、生地に穴や裂け目、ほつれがある可能性が考えられます。羽毛布団の生地は寿命が10年ですので、側生地の交換を考える必要があります。

・羽毛が偏っている

日々のご使用で、どうしても羽毛が特定の箇所に偏ってしまうことがあります。すぐに戻るようであれば大丈夫ですが、なかなか戻らないようであれば、羽毛に汚れが溜まっていることが考えられます。

こうした状態の羽毛布団は「リフォーム(打ち直し)」することによって改善することができます。愛着ある羽毛布団をよみがえさせる羽毛布団リフォーム(打ち直し)をしてみてはいかがですか?ご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です