羽毛布団の選び方とは?基礎知識と買い換えのサインもご紹介します!

投稿日:


「羽毛布団を買いたいが、選び方がわからない」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、羽毛布団の基礎知識や選び方、羽毛布団の寿命が近い時に現れるサインを紹介します。
羽毛布団の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

□羽毛布団の基礎知識を紹介!

まず、羽毛布団に使われる羽には、ダウン、フェザー、スモールフェザーの3つの種類があります。

1つ目のダウンは、水鳥の胸部分の羽のことです。
軸がないのが特徴で、たんぽぽの綿毛のようなふわふわ感があります。
このダウンの割合が多ければ多いほど羽毛布団の価格が高くなります。

これに対し、2つ目、3つ目のフェザーとスモールフェザーは、軸がある羽です。
ダウンと比較すると、保温性やふわふわ感は劣ります。
しかし、弾力性、通気性、復元性が高いので、枕などに使用されることが多いです。

続いて羽毛布団に使用される水鳥の種類です。
水鳥の種類としては、ダックとグースの2つがあります。
ダックよりグースの方が高品質で、価格も高めの傾向にあります。

グースは、ダックよりも体長が大きいので、ダウンのサイズが大きくなります。
そのため、空気を多く含むので保湿性が高いのが特徴です。
また、草食性の水鳥であるため、ニオイが少ないことも嬉しいポイントです。
ダックは雑食なので、独特の動物臭が苦手な方はグースを選ぶと良いでしょう。

また、ダウンにはホワイトダウンとシルバーダウンがあります。
鳥によって羽の色が異なるので、このように分類されていますが、羽毛布団の本質や保湿性には差はありません。
しかし、清潔に見えることや側生地から透けないなどの理由から、ホワイトダウンの方が人気な傾向にあります。

□羽毛布団の選び方紹介!

続いて、羽毛布団の選び方を紹介します。
質の良い眠りを羽毛布団で叶えるためには、自分にあった羽毛布団を選ぶことが大切です。

1つ目のポイントは、季節に合わせたものを選ぶことです。
羽毛布団には、本掛け布団、合掛け布団、肌掛け布団、2枚合わせ羽毛布団の4種類があります。
季節や用途、生活スタイルに合わせて使い分けるのがおすすめです。

冬用に厚めの羽毛布団が欲しいという方は、本掛け布団がおすすめです。
最も厚みがあり、保温性に優れています。
そのため、寒い地域にお住まいの方やとにかく暖かい布団を探しているという方は、ぜひ本掛け布団を選びましょう。

暖かさの微調整をしたいという方には、合掛け羽毛布団がおすすめです。
合掛け布団は、先述した本掛け布団よりも少し薄いものです。
軽いものが良いといいう方や暑がりな方はこちらの布団を選ぶと良いでしょう。

ホテルや旅館でも多く使われている布団なので、エアコンをつけて室温を調整するという方や機密性の高い家にお住まいの方は、真冬でも合掛け布団で十分でしょう。

夏用に薄い羽毛布団が欲しいという方には、肌掛け羽毛布団がおすすめです。
ダウンケットという別名もあり、使用されている羽毛の量は本掛け羽毛布団の4分の1程度です。
そのため、軽いですし保温性、通気性にも優れています。

一方で、真冬に使用するには少し寒いと感じることが多いでしょう。
通年で同じ布団を使いたいという方は、先述した2つの布団を使うことをおすすめします。

最後に、季節を問わずに使える布団が欲しいという方は2枚合わせ羽毛布団を選びましょう。
これは、合掛け羽毛布団と肌掛け羽毛布団を2枚セットにした羽毛布団です。
夏は肌掛け羽毛布団1枚で、冬は2枚合わせてといった様々な使い方ができるという特徴があります。
そのため、年中同じ布団を使いたいという方は、ぜひこの布団を選びましょう。

□羽毛布団の寿命が近い時に現れるサインを紹介!

最後に、羽毛布団の寿命が近い時に現れる買い替えのサインを3つ紹介します。

1つ目が、膨らみが減ってくることです。
吸湿性や放湿性に富んでいる羽毛布団は、汗などの水分をふくんでも、干せば元に戻ります。
しかし、汗などの汚れが蓄積されてしまうと、少しずつボリュームが失われます。

そのため、本来の暖かさが薄れてしまうのです。
膨らみが3分の1程度になったら買い替えの目安と考えましょう。

2つ目が、重くなったように感じることです。
軽量感や、ふわふわ感が人気の羽毛布団ですが、皮脂や汗などが蓄積されていくうちに羽毛が固まってしまいます。
そうなると、重くなってしまい、寝ている時に疲れやすいです。
寝ていて疲れを感じるという方は、買い替えを検討しましょう。

3つ目が、羽毛が飛び出してくることです。
通常、羽毛が出てこないように羽毛布団にはダウンプルーフ加工がされています。
しかし、長年使用していると加工が劣化し、羽毛が出てきてしまうことがあります。
その時は寿命と考え、買い替えましょう。

□まとめ

この記事では、羽毛布団の基礎知識や選び方、羽毛布団の寿命が近い時に現れるサインを紹介しました。
羽毛布団は、用途に合わせて様々な種類から選ぶものだということをお分かりいただけたかと思います。
羽毛布団の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です