羽毛布団を収納する前の作業について解説します!

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羽毛布団は冬の寒い時期には非常に便利です。
しかし、夏が近づいて暑くなる時期には押し入れなどに長期間収納しておくことが多いですよね。
そこで今回は、羽毛布団を収納する前していただきたい項目をご紹介します。
また、羽毛布団を収納する際の注意点についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□羽毛布団を収納する前にすることをご紹介!

羽毛布団を収納する際には、事前にしておきたい項目がいくつかあります。
面倒くさがらずにこのひと手間をきちんと行うことで、来年も快適に羽毛布団を使用できます。
ここからは、羽毛布団を収納する前にすべきことを5つご紹介します。

1つ目が、布団カバーを洗濯することです。
布団カバーは肌が直接触れる部分なので、ワンシーズン使用するとやはりどうしても汗や皮脂で汚れてしまいます。
そのため、布団カバーを外して洗濯してください。
布団カバーが汚れたまま収納すると、羽毛布団本体にも汚れが移る可能性があり、羽毛自体が劣化したり菌が繁殖したりすることもあるのです。

そのため、羽毛布団を収納する前には、必ず布団カバーを外して洗濯を済ませて、清潔な状態で収納しましょう。

2つ目が、汚れがあればクリーニングすることです。
いくら布団カバーを選択していても、寒い期間毎日使用した羽毛布団には、ダニやカビ、花粉など目には見えない汚れが多く付着しているものです。
そのため、長い期間快適に羽毛布団を使用するには、年に1回程度クリーニングに出すのがおすすめです。
ご自宅の洗濯機で洗えるものもありますが、洗濯機が回る力で羽毛が折れてしまうことがあるので、クリーニングのほうが安心でしょう。

ご自身でクリーニング店に持って行くのも良いですが、羽毛布団は意外とかさが大きいので、持っていく際には手間がかかります。
湿気ている収納場所だと、カビやダニが繁殖してしまう恐れがありますので、注意しましょう。

3つ目が、収納前に布団をしっかり乾燥させることです。
羽毛布団内に湿気が残った状態にならないように、しっかりと中まで乾燥させてから収納するのがベストです。
湿気が残ったまま収納してしまうと、カビやダニが収納中に繁殖してしまう恐れがありますので、注意しましょう。

完全に乾燥させるには、空気がからっとしている晴れの日に干すのがおすすめです。
乾燥機の使用もおすすめします。

4つ目が、押し入れのカビ除去・掃除をすることです。
羽毛布団自体を綺麗にする以外にも、収納する押し入れの中を整理し、いらないものは捨ててすっきりとした状態を保つことも大切です。
なぜなら、長期間押し入れの中に収納していたものは、カビやダニの繁殖の原因になりやすいからです。

また、既に押し入れにカビが生えている場合は、布団を収納する前に掃除しておきましょう。
カビがそれほど進行していない場合は、雑巾で拭き取ることで簡単に除去できます。
ただし、カビの色が目立つほど進行している場合は、台所用漂白剤を使用してしっかりと除去しましょう。
その際には、押し入れの材質を傷つけないように配慮して下さい。

5つ目が、押し入れを十分に乾燥させることです。
カビの繁殖を防ぐ目的でも、押し入れをしっかりと乾燥させておくことが必要です。
襖の両側を開けて風が通りやすい工夫をし、布団乾燥機や扇風機で押し入れ内に風を送り込みます。

また、押し入れに湿気がこもりやすいという場合は、除湿剤を使用することで湿気を吸い取ってくれます。
除湿剤には、シートタイプや棒状タイプなど様々な形があるため、ご自宅の押し入れに合ったものを選ぶと良いでしょう。

□羽毛布団を収納する際の注意点をご紹介!

羽毛布団は長く使用するものなので、次の冬もふんわり感のある快適な状態を保ちたいですよね。
ここからは、羽毛布団を来期も使い心地の良い状態で使用するための注意点を3つご紹介します。

1つ目が、羽毛布団の収納に圧縮袋は使わないことです。
なるべくコンパクトに収納するため、羽毛布団に圧縮袋を使うという方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、実はこの方法はあまりおすすめできません。
なぜなら、圧縮袋で空気を抜くことで、羽毛布団の中の羽毛を潰してしまう場合があるからです。

潰れた羽毛は折れたり傷ついたりして保温性やふんわり感が損なわれてしまう可能性があるため、羽毛布団はなるべく圧縮せずに収納するのがおすすめです。

2つ目が、潰れないように重ねることです。
羽毛布団を収納するときは、重ね方にも注意しましょう。
1つ目にご紹介した注意点と同じ理由で、羽毛布団の上に重いものを重ねて置いてしまうと、羽毛が潰れてしまうかもしれません。
そのため、敷布団やマットレスなどの重いものを同じ場所に収納する場合には、羽毛布団を一番上に置くようにしましょう。

3つ目が、通気性を良くすることです。
先ほども少しご紹介しましたが、羽毛布団を収納する時には、通気性にもこだわるのが良いでしょう。
羽毛布団を長持ちさせたい方にとって、湿気は大敵です。
通気性の良い袋に入れるのはもちろん、クローゼットの手前に置いたり、たまにクローゼットを開けたりするなど、空気が通るような工夫をしましょう。

□まとめ

今回は、羽毛布団を収納する前に実践していただきたい項目についてご紹介しました。
また、羽毛布団をしまう際の注意点についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。


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