羽毛布団の産地はどこなの?羽毛輸入の実情もご紹介

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「羽毛の輸入元ってどこの国なのだろう?」
「羽毛が作られた場所によって良し悪しが変わるのかな?」

布団の輸入元について疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
布団の中身である羽毛の生産国について調べたことのある方は少ないのではないでしょうか。

今回は、羽毛布団の産地と輸入元についてご紹介します。

□羽毛布団の産地はどこ?

*ハンガリー

ハンガリーは日本とほぼ同緯度に位置しながら、冬の気温はマイナス10度まで下がります。
この寒さによって、クオリティの高い羽毛の採取が可能になるでしょう。
ハンガリーの羽毛生産量はヨーロッパで最も大きいです。

*ポーランド

ポーランドは寒暖差が激しく、質の高い羽毛を持つ水鳥の育成が可能です。
羽毛は保温性に優れているだけでなく、白く美しいことが特徴でしょう。

*カナダ

カナダの北極圏付近で育てられる水鳥からは、保温性に優れた羽毛を採取できます。

*中国

中国はアジアだけでなく、世界で1番の羽毛産出量を誇ります。
なかでも、年間の寒暖差が60度にもなる吉林省は良質な羽毛産地として有名です。
羽毛の質にはら寒さが重要なポイントになるのでしょう。

□日本はどこから羽毛を輸入しているの?

日本では布団に使われる羽毛のすべてを他国からの輸入に頼っています。
そのうち90パーセントはアジアから来ているものです。
そのほかに、ポーランドから1~2パーセント、ハンガリーから5~6パーセントの割合で輸入しています。

アジア産のものが多く輸入されている理由はその安さです。
昔は高級品だったダウンですが、今は比較的安価で購入できるようになりました。
それに伴い、羽毛の減価が求められるようになり、羽毛を安価に生産することが目指されるようになったことが安さの理由でしょう。

□羽毛布団は輸入元で選ぶべき?

輸入元よりも、クオリティで選ぶのがおすすめです。
日本が輸入している羽毛の約9割はアジア産ですが、アジア産の羽毛にも質の良いものは多くあります。
ダウンパワーやダウン率、水鳥の種類をチェックして良し悪しを判断してみてください。
ダウンパワーの数値はランク付けされている場合があるので判断がしやすいです。
300dp以上なら「ニューゴールド」、350dp以上なら「エクセルゴールド」、400dp以上なら「ロイヤルゴールド」、440dp以上のものは「プレミアムゴールド」です。
このランクを基準にして商品を選ぶのも1つの方法でしょう。

□まとめ

今回は羽毛布団の産地についてご紹介しました。
今回の記事を参考に羽毛布団選びをしてみてはいかがでしょうか。
当社では、1950年の創業時から羽毛布団を提供しております。
普段使いから業務用までお客様のニーズにお応えし、工場から直接できたてふかふかの羽毛布団をお届けいたします。
もしご質問や気になることなどあれば、当社までお気軽にお問い合わせください。


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