羽毛布団の羽毛ってどこの羽毛?意外に知らない羽毛の産地

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羽毛布団を新調するときに、みなさんはどこに注目しますか?
見るべき点は、たくさんあると思います。
そのなかでも、羽毛の産地は布団を買うにあたり見るべきポイントの一つです。
みなさんは羽毛がどこで生産されているかご存知ですか。
実は国内で売られている羽毛布団の羽毛は、ほとんど輸入に頼っています。
では、羽毛をどこから輸入しているのでしょうか。
今回は、意外に知らない羽毛の産地について解説します。

□羽毛とは

羽毛は普通、水鳥から採取される羽のことを言います。
水鳥から取られる羽は、人工のものより保温性に優れています。
動物の毛羽や毛は、寒くて厳しい環境では暖かくなります。
そのような羽毛は、布団にちょうどいいのです。

*水鳥の種類

羽毛は主にグースとダックという2種類の水鳥から採取しています。
それでは、それぞれの違いはどこにあるのでしょう。
グースの方は体が大きい上に、羽の質も良いため、いい羽毛が採取できます。
ダックの方はグースより小さく、羽の大きさも小さいです。
しかし、ダックの方が多く安く仕入れられるという利点があります。

□リーズナブルな羽毛

日本が輸入している羽毛の9割近くは、中国で生産されています。
中国産の羽毛はリーズナブルなので、輸入の多くを中国に頼っているのです。
中国産の羽毛がリーズナブルな理由は、大量生産によって価格を抑えているからです。
中国では、ダックから羽毛を採取しています。
つまり、安く仕入れられる水鳥を大量に飼育しているのです。
それも、羽毛を安く輸入できる理由の一つです。

□高級な羽毛

残り1割程度は、ポーランドやハンガリーから輸入しています。
これらの国は、高級な羽毛の産地です。

*ポーランド

ポーランドは寒暖差が激しいため、高級な羽毛が産出される国です。
広い土地と管理された環境での飼育により、体格の良い水鳥から質の良い羽毛が採取できます。

*ハンガリー

冬の寒さの厳しいハンガリーも、羽毛の産地にとても適した気候です。
厳しい自然の中で育てられた水鳥からは、質の良い羽毛が採取できます。

□まとめ

今回は、意外に知らない羽毛の産地について解説しました。
羽毛の産地は様々で、ここで紹介した以外にもまだまだあって奥が深いです。
羽毛布団をお買い上げの際は、ぜひこの記事を参考に産地を確認してみてください。
また、当社では羽毛布団の販売も行っております。
リーズナブルな製品から、上質な製品まで幅広く扱っております。
羽毛布団を新調する際は、ぜひ当社での購入をご検討ください。


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