羽毛布団の寿命は何年?耐用年数を知っておこう!

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1日疲れた身体を休める場所である布団がフッカフカだと心地よいですよね。
「でもなんだか最近布団が固くなってきている気がする」
「最初の頃はもっとフカフカだった気がするのにどうして?」
という疑問をお持ちなら、それはずばり布団の買い替え時期であるというサインです!

しかし、決して安くはない羽毛布団を毎回買い替えるのはお財布に優しくありませんよね。

そこで今回は、羽毛布団にどういう症状が現れた時がリフォーム時期なのかについてご紹介します。

〇羽毛布団の耐用年数

羽毛布団は「放湿性」と「吸湿性」に優れているので、きちんとしたお手入れをしていれば普通の綿布団よりも長持ちします。
その耐用年数はおよそ10年ほどであると言われています。

長く使えるからこそ、中には同じ羽毛布団を20年ほど使う方もいらっしゃるようですが、それだけ長い期間使っていると見えない部分で羽毛は確実に消耗されてしまっています。

そうなると羽毛布団特有の保温性が発揮されなくなり、フカフカさが軽減されてしまうため、「最近布団のカサが減り始めた気がする」「最近布団に入っているのに全然温まった気にならない」と感じたら、それは布団がSOSを出しているサインなのです!

〇羽毛の種類によって寿命は異なる?

一口に羽毛布団といっても、何の鳥の羽毛を使用しているのかによってその耐用年数は異なります。
一般的には、マザーグースが一番良品質のものであると言われており、グース、マザーダック、ダックになるに連れてその品質は低下していきます。

〇10年を超えた羽毛布団はもう使えない?

羽毛布団を5年程使い続けていると布団の中にある羽毛に寝ている間にかいた汗や垢が染み込んでいき、汚れがたまり始めます。
この汚れ同士がくっつくことで羽毛布団のカサの減りを感じ始めることになります。

そして更に5年後にはもっとカサが減ることで羽毛布団の特徴である保温性すら失われてきます。
また機能性の低下だけではなく、羽毛布団自体の生地の色あせや汚れも気になってくることでしょう。

今回は羽毛布団の耐用年数についてご紹介しました。
今お使いの羽毛布団の機能性を少しでも長持ちさせるためにはこまめにカバーを洗濯し、直射日光の当たるところに布団を置いていないかどうか、布団たたきで羽毛布団をたたいていないか、といった普段のお手入れ方法にも注意してみてくださいね。

それでも購入から10年ほど経った場合には羽毛布団の老朽化は避けて通れません。
その時には買い替えるかリフォームに出すかを検討しましょう!


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